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ポーランドのマチェイ・コットがワールドカップ(W杯)2勝目を1週間のうちに果たした。先週土曜(11日)の札幌大会で初優勝を遂げたコットは、2月16日のワールドカップ男子平昌大会(韓国)第2戦でアジアツアー2つ目の白星を挙げた。2位はオーストリアのシュテファン・クラフト、3位はドイツのアンドレアス・ヴェリンガーだった。試合は本来、平昌アルペンシア・ジャンピングパークのラージヒル(ヒルサイズ140)で予定されていたが、強風のため、すぐ隣のノーマルヒル(ヒルサイズ109)に変更となった。
2月16日(木)、高梨沙羅がワールドカップ(W杯)女子平昌大会の第2戦で優勝した。高梨は前日の試合で既にW杯総合優勝を決めていたが、今日の試合でも99.5mと97mのジャンプで215.1ポイントとなり、力量を見せつけた。2位は同じく日本の伊藤有希、3位はノルウェーのマーレン・ルンドビーだった。
2試合が予定されているワールドカップ男子平昌大会(韓国)の第1戦が2月15日(水)に行なわれ、シュテファン・クラフト(オーストリア)が鮮やかに勝利を決めた。韓国で初めて行なわれたワールドカップ男子ジャンプの試合で、クラフトは138mと137.5m(293.5ポイント)のジャンプで、2位のアンドレアス・ヴェリンガー(独、136mと136m、279.8ポイント)と3位のカミル・シュトッホ(ポーランド、126.5mと134m、268.2ポイント)に差をつけた。ヒルサイズ(HS)140の平昌のジャンプ台は、選手にもかなり好評で、来年の冬に予定されている平昌冬季オリンピックでは、スキージャンプの祭典になりそうだ。
2月15日(水)、ワールドカップ女子平昌大会(韓国)の第1戦が行なわれ、日本女子チームにとっては素晴らしい一日になった。新しいオリンピック・スキージャンプ台での初戦で伊藤有希が優勝した。その上、高梨沙羅が2位に入り、これをもって自己4度目となる総合優勝を確実なものとした。3位はスロベニアのエマ・クリネッチだった。ドイツやオーストリアなど数カ国のトップ選手が、次週行なわれる世界選手権に向けて調整するために今度の韓国大会に参戦しなかった中、伊藤有希が96mと101.5mのジャンプで234.4を獲得し、今季4勝目を祝った。
2月14日(火)、FISスキージャンプ・ワールドカップ男子平昌大会(韓国)第1戦の予選が行なわれ、ヤン・ジョブロ(ポーランド)が1位になった。ザコパネ・スポーツクラブ所属のジョブロ(26歳)は134.5mのジャンプで131.1ポイントを獲得した。2位はスロベニアのアンツェ・ラニセクで、3位にはまたもポーランドからダヴィド・クバツキーが入った。
2月14日(火)、ラージヒルでの公式トレーニングと予選を前に、スキージャンパー達は平昌(韓国)のノーマルヒルを試すチャンスを与えられた。
国際スキー連盟(FIS)スキージャンプ・ワールドカップ女子リュブノ大会(スロベニア)は歴史的な結果をもって締めくくられた。史上初めて一つの国が上位3位に入り表彰台を独占した。ドイツのカタリーナ・アルトハウス、カリーナ・フォクト、スヴェニャ・ヴュルトの3人が1〜3位まで続いた。アルトハウスは92.5mと90m、計249.0ポイントでW杯初優勝を飾った。
2月12日(日)、FISスキージャンプ・ワールドカップ男子札幌大会の第2戦が行なわれ、ポーランドのカミル・シュトッホが優勝した。シュトッホは、前半戦でリードしていたアンドレアス・ヴェリンガー(独)を2回目の快ジャンプで抑えた。最終的には、シュトッホが137.5mと140m、計262.7ポイントで、アンドレアス・ヴェリンガー(140.5mと132m、255.3ポイント)を追い越した。オーストリアのシュテファン・クラフトは、137mと139mのジャンプで、前日同様3位についた。マルクス・アイゼンビッヒラー(独)は2本目で転倒したが怪我はなく、転倒にも関わらずトップ10入りを果たした。今日の試合も難しい風の条件のもとで行なわれた。
2月11日(土)、FISスキージャンプ・ワールドカップ女子リュブノ大会(スロベニア)の第1戦が行なわれ、マーレン・ルンドビー(ノルウェー)が優勝した。ルンドビーは92.5mと95m、計256.7ポイントで今季4勝目を挙げた。2位はオーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツ、3位はドイツのカタリーナ・アルトハウスだった。
2試合が行なわれるFISスキージャンプ・ワールドカップ男子札幌大会で、2月11日(土)に第1戦が開催され、ポーランドのマチェイ・コットとスロベニアのペーター・プレウツが共に260.2ポイントで同点優勝し、二人の勝者が決まった。プレウツは今日の最長飛距離である143mと134mを飛び、コットは139mと138mのジャンプを見せた。3位は先週末のオーバーストドルフ大会で2連勝したオーストリアのシュテファン・クラフトで、引き続き好調だ。アンドレアス・ヴェリンガー(独)は表彰台を僅差で逃した。
2月10日(金)に予定されていたワールドカップ女子リュブノ大会(スロベニア)の予選は、ノルウェーチームの飛行機がキャンセルとなり現地入りが遅れたことと、スロベニアチームの用具が届かなかったこともあり、11月(土)に延期されることになった。
ワールドカップ男子札幌大会で、2月10日(金)に個人戦第1試合の予選が行なわれ、ペーター・プレウツ(スロベニア)が、ダントツの138m(142.1ポイント)のジャンプを決めて1位になった。
アルマトイ(カザフスタン)で開催中の第28回ユニバーシアード冬季競技大会で、2月4〜5日の週末にスキージャンプの団体戦が3試合(男子、女子、混合)開催された。
オーバーストドルフの新しくなったハイニ=クロップファー・ヒルで行なわれた輝かしいスキーフライングの祭典を止められるのは激しい風だけだった。2月5日(日)、ワールドカップ(W杯)オーバーストドルフ・フライング大会(独)の第2戦が開催されたが、ファーストラウンドが終わった後に風が強くなり、その時点で首位についていたオーストリアのシュテファン・クラフトが、24時間以内にW杯フライング戦で2勝目を飾ることになった。アンドレアス・ヴェリンガー(独)は、昨日に引き続きまたもヒルレコードを更新して2位になった。そして今回もノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデが4位だった。しかし、今回はスロベニアのペーター・プレウツと同点で4位を分かちあった。今日の3位はスロベニアのユーリ・テペシュだった。
2月5日(日)に行なわれた国際スキー連盟ワールドカップ(FIS・W杯)女子ヒンツェンバッハ大会(オーストリア)の第2戦でも日本の高梨沙羅が優勝した。高梨は89mと92mを飛んで計254.8ポイントを獲得し、W杯通算52勝目を挙げた。2位はドイツのカリーナ・フォクト、3位はノルウェーのマーレン・ルンドビーだった。
2月4日(土)、オーストリアのシュテファン・クラフトが、千2百万ユーロをかけて新しくなったオーバーストドルフ(独)ハイニ=クロップファー・フライングヒル(ヒルサイズ225)で行なわれた初めての試合で優勝した。1万9千人もの観客で盛り上がったワールドカップ(W杯)オーバーストドルフ・スキーフライング大会の第1戦で、クラフトは227.5mと218m(439.9ポイント)のジャンプで勝利を決めた。そのわずか5.1点差でアンドレアス・ヴェリンガー(独)が2位についた。ヴェリンガーは1本目で234.5mの大ジャンプを決めて、改修後のフライングヒルで新ヒルレコードを樹立し、今日の見せ場を作った。2本目は222.5mで計434.8ポイントとなった。3位はW杯総合首位についているポーランドのカミル・シュトッホ(222.5mと217m、425.4ポイント)だった。
2月4日(土)、国際スキー連盟ワールドカップ(FIS・W杯)女子ヒンツェンバッハ大会(オーストリア)の第1戦が行なわれ、高梨沙羅が優勝した。高梨は87.5mと91mのジャンプで合計241.1ポイントを獲得してW杯通算51勝目を飾った。