01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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2月16日(木)、高梨沙羅がワールドカップ(W杯)女子平昌大会の第2戦で優勝した。高梨は前日の試合で既にW杯総合優勝を決めていたが、今日の試合でも99.5mと97mのジャンプで215.1ポイントとなり、力量を見せつけた。2位は同じく日本の伊藤有希、3位はノルウェーのマーレン・ルンドビーだった。
高梨、歴代最多タイ53勝
高梨は、「オリンピックジャンプ台で私の53勝目を祝うことができてとても嬉しい。かなり難しい条件だった。自分がするべき事に、相当集中しなくてはならなかった」と話した。
伊藤有希はファイナルラウンドで111mの大ジャンプを決めて、今日のハイライトを提供した。このジャンプで1回目の4位から2位まで追い上げたが、最終的に勝利にはわずか1.5点足りなかった。伊藤は、「ファイナルラウンドでは風の運に恵まれた。ファーストラウンドでも良く飛べたと思う。このジャンプ台で良い感触をつかむことができたけれど、来年もここ(平昌冬季五輪)で上を目指すにはまだまだ頑張らなくてはいけない」と語った。
平昌の難しい風に苦戦
3位は風に苦戦を強いられたマーレン・ルンドビーだった。1回目では103mを出して堂々の首位についていたルンドビーだが、2回目では94mにとどまり優勝には届かなかった。最終的に210.2ポイントで3位に入り、大きな自信をもって次の世界選手権へと進めることだろう。「今日はすごく風が強くて難しかったけれど、それでも良いジャンプを見せることができた。来年のオリンピックでどんな風になるかの感触がつかめたから、この結果はとても重要。(世界選手権が行なわれる)ラハティでも良いジャンプを収めて、表彰台に立つことができるようにしたい。それが私の目標」と意欲を見せた。
クリネッチ、転倒するも4位
前日の第1戦で3位だったスロベニアのエマ・クリネッチは、2回目で転倒し、平昌大会で2度目の表彰台入りを逃した。それでも101mと102mのジャンプで187.7ポイントとなり4位についた。
勢籐優花は172.9ポイントで5位に入り、日本の素晴らしいチーム成績に貢献した。
ドイツのラモーナ・シュトラウプは6位だった。フィンランドのユリア・キッカネンは15日(水)に比べて更に伸ばし7位についた。アメリカのニタ・イングルンドが8位に続いた。
トップ10入りのチコノヴァ
ロシアのソフィア・チノコヴァは9位で、自己2度目のトップ10入りを果たした。マヤ・ヴティッチ(スロベニア)が10位だった。
ドイツの若手、ジャニーナ・エルンスト、ルイザ・ゴルリッヒ、アグネス・ライシュは11位、13位、15位に入った。カナダのナターシャ・ボドナルチュックはチームメイトの田中温子より1位上の19位で、自己2度目のW杯ポイント獲得を遂げた。オセアンヌ・アヴォカ=グロは22位でフランスチームのトップだった。
次は世界選手権
ちょうど1週間後には世界選手権ラハティ大会(フィンランド)で、女子の予選が開催される。
その後3月12日には、伝説的なオスロのホルメンコーレン(ノルウェー)で、今季W杯女子の最終戦が予定されている。