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W杯男子プラニツァ個人第1戦 ドーメン勝利、チョフェーニック総合V確定

作成: 28.03.2025 19:38 / hn

スキーフライング・ワールドカップ男子プラニツァ大会(スロベニア)で、3月28日(金)に個人第1戦が開催され、開催国スロベニアのドーメン・プレウツが優勝した。

2位は同じくスロベニアのアンツェ・ラニセク、3位は日本の小林陵侑だった。
今日23歳の誕生日を迎えたオーストリアのダニエル・チョフェーニックは、ワールドカップ総合優勝を決めた。

今日のプラニツァ戦で堂々たる強さを見せたのはドーメン・プレウツ(スロベニア)だった。

プレウツは234.5mと237.5mの飛翔で459.1ポイントをマークして、同胞のアンツェ・ラニセクを2位に抑えた。

今シーズンの男子個人戦は、3月30日(日)にまだもう一試合残されているが、今日の勝利でプレウツは早くもスキーフライングワールドカップ(W杯)の総合優勝を決めた。 
スキーフライングW杯総合得点で、プレウツは現時点で405ポイント、2位のアンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ)が250ポイントで、すでに逆転が不可能な点差がついている。


プレウツの活躍もさることながら、今日の主役はちょうど今日23歳の誕生日を迎えたオーストリアのダニエル・チョフェーニックだった。
チョフェーニックはファイナルラウンドで審査員5人が20点満点を出すほどの夢のようなジャンプを決めて4位となり、W杯総合優勝を決めた。


チョフェーニックは、「審査員5人から20点満点が出された時、最初は掲示板の不具合か何かだと思った。憧れのジャンパー達が達成したことを、今度は僕も叶えることができた」と話し、今日のスキーフライングの成功とW杯総合優勝を喜んだ。


チョフェーニックのチームメイト、ヤン・ホアルは今日は8位に終わり、総合首位の座をチョフェーニックから奪うチャンスを逃した。

ホアルは、「W杯の総合2位になれるならとても満足。ものすごく嬉しい。それに世界選手権で4つもメダルをとることができたことをとても誇りに思う。これを糧にして、これからも頑張りたい」とインタビューに答えた。


チョフェーニックは、チームメイトのシュテファン・クラフト(今日は5位)からW杯総合王者の座を引き継いだことになる。 
クラフトは今季は総合3位となり、1位・2位もチョフェーニックとホアルで、総合上位をオーストリアの3選手が占めることになる。

Anze Lanisek

 

オーストリアのヘッドコーチ、アンドレアス・ヴィドホルツルは、「チーム内の雰囲気は、ものすごく良い。この冬はとにかくとてもうまくいった」と話した。


ドイツからはアンドレアス・ヴェリンガーが6位、カール・ガイガーが7位、ピウス・パシュケが10位に入った。



今シーズンを締めくくるプラニツァ大会では、3月29日(土)に団体戦が、そして30日(日)には今季の上位30名による個人戦が予定されている。

 


スキーフライングW杯プラニツァ個人第1戦 リザルト(2025年3月28日)

順位 ビブ 名前 予選 飛距離1 飛距離2 合計
1. 40 Prevc, Domen 224.5 234.5 237.5 459.1
2. 35 Lanisek, Anze 202.0 242.0 227.5 454.8
3. 37 小林陵侑 198.0 232.0 239.5 444.1
4. 33 Tschofenig, Daniel 215.5 234.5 233.5 443.6
5. 32 Kraft, Stefan 225.0 234.0 227.0 433.5
6. 38 Wellinger, Andreas 227.0 227.5 225.5 430.1
7. 30 Geiger, Karl 195.0 223.0 220.5 418.3
8. 36 Hoerl, Jan 206.0 220.5 227.0 418.2
9. 28 Fettner, Manuel 212.0 222.5 214.0 417.7
10. 26 Paschke, Pius 226.0 211.5 218.5 409.4
11. 29 Wasek, Pawel 214.0 214.5 217.0 409.1
12. 39 Zajc, Timi 220.5 215.5 213.5 408.7
13. 22 二階堂蓮 202.0 212.5 210.5 404.1
14. 16 Stoch, Kamil 234.5 206.5 215.5 401.1
15. 27 中村直幹 211.5 211.5 215.0 398.4
16. 15 Aalto, Antti 206.5 206.5 219.0 397.7
17. 18 Zyla, Piotr 227.0 207.5 214.5 397.5
18. 31 Hayboeck, Michael 189.5 217.5 206.0 394.5
19. 24 Ortner, Maximilian 210.5 210.0 204.0 392.7
20. 14 小林朔太郎 222.0 202.5 212.5 389.6
21. 17 Aigro, Artti 216.0 208.5 203.0 389.4
22. 21 Kos, Lovro 200.5 204.0 212.5 387.7
23. 34 Deschwanden, Gregor 208.5 219.5 211.0 386.4
24. 20 佐藤幸椰 212.0 204.5 207.5 386.2
25. 10 Zografski, Vladimir 205.5 198.5 212.0 381.5
26. 1 Masle, Rok 214.0 203.5 209.0 377.7
27. 25 Zniszczol, Aleksander 193.0 204.5 209.5 374.0
28. 13 Eisenbichler, Markus 238.5 216.5 193.5 372.6
29. 12 Insam, Alex 204.5 206.0 196.5 365.0
30. 9 Wolny, Jakub 198.5 203.5 199.5 363.6
31. 2 Jelar, Ziga 179.5 195.5   180.5
32. 5 Hauswirth, Sandro 220.0 201.0   180.4
33. 6 Cecon, Francesco 205.0 199.0   177.2
34. 4 Bedir, Muhammed Ali 197.0 195.0   175.4
35. 19 Marusiak, Yevhen 205.0 190.0   174.6
36. 11 Foubert, Valentin 199.0 187.5   173.6
37. 3 Embacher, Stephan 211.5 192.0   173.5
38. 8 Hoffmann, Felix 202.5 196.0   172.7
39. 7 Nousiainen, Eetu 196.5 193.5   171.8
DSQ. 23 Mogel, Zak 206.5     0.0
Ryoyu Kobayashi

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

Domen Prevc

 

ギャラリー

PLANICA QUALI DONNERSTAG
28.03.2025 06:31
PLANICA FREITAG EINZEL
29.03.2025 07:19
Good bye Eisei Eisenbichler
29.03.2025 15:11

統計

最長不倒
242.0m
Lanisek, Anze (SLO)
最短ジャンプ
187.5m
Foubert, Valentin (FRA)
平均飛距離
210.3m
K点越えジャンプ
82.6%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
4
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Prevc, Domen
16.03.25
Vikersund
Slowenien
23.03.25
Lahti