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W杯男子プラニツァ団体戦 オーストリアが優勝、日本5位

作成: 29.03.2025 12:25 / hn
1
Österreich
1749.3
2
Deutschland
1720.2
3
Slowenien
1707.2

3月29日(土)、スキーフライング・ワールドカップ男子プラニツァ大会(スロベニア)で団体戦が開催され、オーストリアチームが優勝した。

オーストリアはダニエル・チョフェーニックマヌエル・フェットナーヤン・ホアル、そしてシュテファン・クラフトの4人で臨み、 ドイツを2位に、優勝候補と見られていた開催国スロベニアを3位に抑えた。

日本チームは5位だった。

絶え間なく降り続く雨で不快なコンディションをものともせず、2万人の観客が応援する中で繰り広げられたスリリングな試合で、オーストリアは29.1点の差をつけて優勝した。

ヘッドコーチのアンドレアス・ヴィドホルツルが率いるオーストリア勢は今日の勝利で、この冬の好調さを改めて裏付けた。


今シーズンのネーションズカップ(国別総合得点)で、オーストリアが優勝するのはすでに確定している。

現在オーストリアは8,204ポイントで、ドイツ(4,397ポイント)に大差をつけている。

ワールドカップ(W杯)個人総合成績の上位もダニエル・チョフェーニックヤン・ホアルシュテファン・クラフトのオーストリア勢3名が占めている。


今日の団体戦で2位だったドイツは、カール・ガイガーピウス・パシュケアンドレアス・ヴェリンガーマルクス・アイゼンビッヒラーのチーム編成で臨んだ。


マルクス・アイゼンビッヒラー 感動の最終ジャンプ
観客に人気のマルクス・アイゼンビッヒラーは、感動的なラストジャンプを収めた。
ノルディックスキー世界選手権で何度も金メダルに輝いたアイゼンビッヒラーは、引退前最後となるジャンプを終えた後、アウトランで家族や友人に迎えられ祝福された。W杯に10年以上参戦してきたアイゼンビッヒラーにとって感動の別れとなった。

ポーランドチーム 健闘の4位

強いパフォーマンスを見せたのは、今季これまでふるわなかったポーランドチームだった。

ピオトル・ジーワアレクサンダー・ツニショルカミル・ストッホパヴェル・ヴァセクの4人は団結力を見せて4位につけた。しかもヘッドコーチのトゥルンビッヒラーが今季で辞任することを発表した1日後に、その好成績を出したことになる。

日本チームは、二階堂蓮、小林朔太郎、中村直幹、そして小林陵侑のチーム編成で5位となった。

Team Deutschland

 

ノルウェーが6位、スイスが7位、アメリカが8位だった。


3月30日(日)には、いよいよ今シーズン最後の試合となるスキーフライング個人戦が開催される。

シーズン最終戦では、W杯の上位30人のみが参戦できる。

トライアルラウンドは8:15(日本時間15:15)から、そして本戦は9:30(日本時間16:30)から開始予定だ。

Team Slowenien

 

 

スキーフライングW杯プラニツァ団体戦 リザルト (2025年3月29日)

  合計
1位 オーストリア 1749.3
    飛距離1 飛距離2 合計
  Tschofenig, Daniel 231.5 225.5 445.2
  Fettner, Manuel 213.5 219.0 423.9
  Hoerl, Jan 219.5 228.0 438.5
  Kraft, Stefan 227.0 230.0 441.7
2位 ドイツ 1720.2
    飛距離1 飛距離2 合計
  Geiger, Karl 228.5 226.0 426.4
  Wellinger, Andreas 226.5 227.0 451.8
  Paschke, Pius 215.5 215.5 415.7
  Eisenbichler, Markus 223.5 223.5 426.3
3位 スロベニア 1707.2
    飛距離1 飛距離2 合計
  Kos, Lovro 216.5 193.0 373.8
  Prevc, Domen 228.0 230.5 457.9
  Zajc, Timi 214.5 227.5 425.1
  Lanisek, Anze 221.5 234.5 450.4
4位 ポーランド 1680.6
    飛距離1 飛距離2 合計
  Zyla, Piotr 231.0 218.0 427.7
  Zniszczol, Aleksander 204.0 226.0 419.1
  Stoch, Kamil 214.0 220.5 414.1
  Wasek, Pawel 217.0 222.0 419.7
5位 日本 1673.1
    飛距離1 飛距離2 合計
  二階堂蓮 219.0 217.5 411.1
  小林朔太郎 197.0 218.5 400.7
  中村直幹 215.0 220.0 411.8
  小林陵侑 223.5 235.0 449.5
6位 ノルウェー 1484.1
    飛距離1 飛距離2 合計
  Strand, Soelve Jokerud 207.0 198.0 369.6
  Joergensen, Sindre Ulven 200.0 190.5 369.5
  Villumstadt, Fredrik 200.0 203.0 374.1
  Langmo, Isak Andreas 190.5 220.5 370.9
7位 スイス 1458.0
    飛距離1 飛距離2 合計
  Hauswirth, Sandro 206.0 204.0 369.4
  Peier, Killian 187.0 187.0 349.4
  Wasser, Yanick 197.0 200.5 357.1
  Deschwanden, Gregor 202.0 211.5 382.1
8位 アメリカ 1350.9
    飛距離1 飛距離2 合計
  Bickner, Kevin 207.5 190.0 352.0
  Colby, Jason 187.5 185.5 350.3
  Urlaub, Andrew 176.0 183.0 293.6
  Frantz, Tate 179.0 213.0 355.0
9位 フィンランド 561.6
    飛距離1 飛距離2 合計
  Nousiainen, Eetu 204.5   177.2
  Kuisma, Tomas 0.0   -
  Valto, Kasperi 212.5   190.1
  Aalto, Antti 207.0   194.3
10位 カザフスタン 551.6
    飛距離1 飛距離2 合計
  Vassilyev, Danil 185.5   150.4
  Muminov, Sabirzhan 159.5   134.4
  Nazarenko, Svyatoslav 154.0   110.0
  Mizernykh, Ilya 180.5   156.8
Markus Eisenbichler

 


スキージャンプ・ネーションズカップ(シーズン最終戦を前に)

順位   合計  
01 オーストリア 8204  0
02 ドイツ 4397  0
03 ノルウェー 3949  0
04 スロベニア 3675  0
05 日本 2356  0
06 ポーランド 1982  0
07 スイス 1519  0
08 アメリカ 864  0
09 フィンランド 399  0
10 エストニア 253  0
11 フランス 229  0
12 イタリア 160  0
13 ブルガリア 157  0
14 ウクライナ 86  0
15 トルコ 42  0
16 カザフスタン 39  0
17 チェコ 3  0

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間(夏時間)で、日本からの時差はマイナス7時間です。

 

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