01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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2月5日(日)に行なわれた国際スキー連盟ワールドカップ(FIS・W杯)女子ヒンツェンバッハ大会(オーストリア)の第2戦でも日本の高梨沙羅が優勝した。高梨は89mと92mを飛んで計254.8ポイントを獲得し、W杯通算52勝目を挙げた。2位はドイツのカリーナ・フォクト、3位はノルウェーのマーレン・ルンドビーだった。
高梨、自分も驚く好成績
高梨は試合後のインタビューで、「今日のジャンプはあまりうまくいかなかったから、優勝できて自分でも驚いている。いくつかミスしてしまった。カリーナは精神的にも肉体的にも、とても強くて素晴らしい選手。彼女のジャンプは私にとって良いモチベーションになってくれた」と話した。
フォクト、自分へ誕生日プレゼント
カリーナ・フォクトは25歳の誕生日に今大会2度目の表彰台入りを果たして、自分にプレゼントを贈ることができた。88mと91m(250.0ポイント)のジャンプで好調さを示した。フォクトは、「私にとって完璧なプレゼントだった。とてもよい方向に進めていると思うし、次の課題を楽しみにしている」と話した。
マーレン・ルンドビーは85.5mと89mのジャンプで245.2ポイントとなり、今シーズン7度目の表彰台入りを祝った。ルンドビーは、「この会場で最初の数日は、助走ポジションが問題だった。今日はずっとうまくいって、表彰台に上がれて嬉しい」と語った。
ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)は、86mと89mを飛んで順調だったが、表彰台にわずか1.9点足らず4位となった。カタリーナ・アルトハウス(独)は、前日(2月4日)の第1戦で2位だったが、今日は242.2ポイントで5位だった。6位にはオーストリアのキャラ・ホルツルが続いた。
日本の伊藤有希は7位でW杯個人総合のポイントをかなり取りそこねた。
ジャックリーン・ザイフリーツベルガーは8位で、オーストリアチームの好成績に貢献した。9位はスヴェニャ・ヴュルトで、ドイツ勢から3人目のトップ10入りを果たした。マヤ・ヴティッチは10位でスロベニアチームのトップだった。
フランス勢トップのモラ
11位はロマーナ・シュトラウプ(独)、12位のルシル・モラは今回もフランス勢のトップだった。
勢籐優花は13位だった。スペラ・ロゲリ(スロベニア)が14位、ユリア・キッカネン(フィンランド)が15位に続いた。サラ・ヘンドリクソンは17位でアメリカ勢のトップだった。イリーナ・アヴァクモヴァは転倒したにも関わらず19位でロシアチームのトップだった。
エレナ・ルンガルディアとエヴェリン・インサムは22位と27位でイタリアチームにW杯ポイントを加算することができた。カナダの田中温子は28位だった。
総合優勝に近づく高梨
高梨沙羅はW杯女子総合首位の座を強固にすることができた。高梨は1195ポイントで、2位の伊藤有希に現在267点差をつけている。マーレン・ルンドビーは789ポイントで3位に続いている。
W杯女子の次の大会は、来週末(2月10~12日)にリュブノ(スロベニア)で開催される予定だ。
※注)大会日程は現地時間です。