01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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2月4日(土)、国際スキー連盟ワールドカップ(FIS・W杯)女子ヒンツェンバッハ大会(オーストリア)の第1戦が行なわれ、高梨沙羅が優勝した。高梨は87.5mと91mのジャンプで合計241.1ポイントを獲得してW杯通算51勝目を飾った。
高梨は試合後のインタビューで、「この場所で私のジャンプは回を追うごとに良くなっていった。金曜の公式トレーニングの結果には満足していなかった。今日のサッツは随分良くなっていた」と話した。
好成績のドイツチーム
2位と3位はドイツチームが占めた。カタリーナ・アルトハウスは2位で自己最高成績となった。ソチ五輪の金メダリスト、カリーナ・フォクトだ3位に入った。
アルトハウスは、89mと88.5m(237.9ポイント)のジャンプを見せた。「この成績を出すことができて、ものすごく嬉しい。ジャンプは本当にうまくいったし、チームメイトと一緒に表彰台に上がれるというのは素晴らしいこと」と語った。
フォクト、再び表彰台へ
カリーナ・フォクトにとっては、2015年2月1日以来のW杯表彰台入りだった。その当時もヒンツェンバッハ戦だった。88.5mと87m、234.0ポイントで3位となったフォクトは、「チーム全体の成績はここ数週間でどんどん良くなっている。また表彰台に上がることができて、とても嬉しい。今は世界選手権を楽しみにしている」と話した。
日本の伊東有季はわずか3.2点差で表彰台入りを逃し4位となった。そのまたわずか0.1点差の230.7ポイントでオーストリア勢のトップだったダニエラ・イラシュコ=シュトルツが5位に続いた。
首位を守れなかったホルツル
キャラ・ホルツル(オーストリア)は前日の公式練習で素晴らしいジャンプを見せ、今日のファーストラウンドでも首位につけていたが、ファイナルラウンドではこの成績を維持できず224.8ポイントで6位に終わった。
勢籐優花も7位に入り、日本チームは素晴らしい成績を収めた。
マーレン・ルンドビー(ノルウェー)は、ヒンツェンバッハのジャンプ台にまだしっくり来ないようで、8位だった。
約千5百人の観客を前に、ジャックリーン・ザイフリーツベルガーも9位に入り、オーストリア勢から3人がトップ10入りを果たした。スヴェニャ・ヴュルト(独)は10位で、安定した成績を収めた。11位にはアメリカのニタ・イングルンドが続いた。
トップ10を逃したスロベニア
スロベニア勢は、スペラ・ロゲリが12位、マヤ・ヴティッチが13位で絶好調とは言いがたかった。14位はサラ・ヘンドリクソン(米)、15位がイリーナ・アヴァクモヴァ(露)だった。
フィンランドのユリア・キッカネンは健闘の16位、ルシル・モラは17位でフランス勢のトップだった。オーストリアの15歳、マリタ・クラマーはW杯初参戦で29位に入った。
ヒンツェンバッハ大会の第2戦は2月5日(日)13:00(日本時間21:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。