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12月16日(土)、ドイツ・ヒンターツァーテンで、史上初となるFIS(国際スキー連盟)ワールドカップ女子ジャンプ団体戦が行なわれ、日本チームが栄えある勝利を手にした。伊藤有希、岩渕香里、勢籐優花、高梨沙羅の4人で臨んだ日本は計956.0ポイントを獲得して初めての女子団体戦で優勝を飾った。2位はロシア、3位はフランスだった。優勝候補と見られていたドイツチームは、スヴェニャ・ヴュルトが大転倒して2回目では飛べず、それでも10ポイント弱の差まで表彰台に迫り、4位となった。
12月15日(金)、ワールドカップ女子ヒンターツァーテン大会(独)で個人戦の予選が行なわれ、カタリーナ・アルトハウス(独)が102m(127.1ポイント)で1位になった。2位は日本の高梨沙羅(101m、124.9ポイント)、3位はフランスのルシル・モラ(102.5m、124.1ポイント)だった。
12月15日(金)、ワールドカップ男子エンゲルベルク大会(スイス)で個人第1戦の予選が行なわれ、オーストリアのシュテファン・クラフトが134.5mのジャンプで144.5ポイントを獲得して1位になった。2位はリヒャルト・フライターク(132m、140.7ポイント)、3位はマルクス・アイゼンビッヒラー(128m、139.9ポイント)で、ドイツ人選手が二人続いた。
12月10日(日)、ワールドカップ男子ティティゼー=ノイシュタット大会(独)で個人戦が行なわれた。結果は、リヒャルト・フライタークが優勝、アンドレアス・ヴェリンガー(共に独)が2位、3位にダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)、という一見お決まりの結果で、順調な試合だったかのようだが、実際には全く違った。ドイツの黒い森地方で開催されたFIS(国際スキー連盟)ワールドカップの2日目は終日に渡り、全ての関係者にとって大きな挑戦となった。試合後にヴェリンガーは「今日、この地で試合をどうにか可能にしてくれた全ての関係者、そして協力してくれた方々に深く感謝したい」と強調した。
スキージャンプの2017/18シーズンは、ポーランド・ヴィスワでの開幕から、フィンランド・ルカ戦、そして先週末のニジニ・タギル戦に続き、ものすごくドキドキの展開となっている。12月9日(土)に開催された、今季3試合目の団体戦でノルウェーが3連勝を決めた。ドイツ、ティティゼー=ノイシュタットのHS142で行なわれた今日の試合は、正に接戦で、2位のポーランドは0.8点差まで迫っていた。3位にはドイツチームが入った。
スキージャンプ・ワールドカップ男子ティティゼー=ノイシュタット大会(ドイツ)で、12月8日(金)昼に予定されていた予選は、悪天候のため中止となった。
12月3日(日)、ワールドカップ男子ニジニ・タギル大会(ロシア)で2試合目が行なわれ、ドイツの二人が素晴らしいワンツーフィニッシュを飾った。前日の第1戦でリヒャルト・フライタークが優勝したのに続き、今日もドイツはアンドレアス・ヴェリンガーが1位、リヒャルト・フライタークが2位で圧倒的なチーム成績を収めた。マルクス・アイゼンビッヒラーは表彰台には0.3点足らず4位となった。オーストリアのシュテファン・クラフトが3位に入った。
12月3日(日)、ワールドカップ女子リレハンメル大会(ノルウェー)の最終戦となる第3戦がラージヒルで行なわれ、ドイツのカタリーナ・アルトハウスが優勝し、「リレハンメル・トリプル」初代総合優勝を決めた。アルトハウスは、2回とも最長の138.5mと139.5mで308.2ポイントを獲得し勝利を飾った。2位はマーレン・ルンビュ(ノルウェー)、3位は高梨沙羅だった。
FIS(国際スキー連盟)女子ジャンプ・ワールドカップの枠内で開催されている「リレハンメル・トリプル(3連戦)」の第2戦が12月2日(土)に行なわれ、ドイツのカタリーナ・アルトハウスが優勝した。アルトハウスは98.5mと93mのジャンプで、前日の勝者マーレン・ルンビュ(ノルウェー)を2位に、日本の伊藤有希を3位に抑えた。
12月2日(土)の夜、ワールドカップ男子ニジニ・タギル大会(ロシア)の第1戦が行なわれ、リヒャルト・フライターク(ドイツ)が優勝した。1本目では135mで8位についていたフライタークだが、2本目で137mを決めてW杯通算6勝目を挙げた。フライタークにとって2015年1月以来の快挙となった。僅差で勝利に届かなかった2位と3位にはダニエル=アンドレ・タンデとヨハン=アンドレ・フォアファングのノルウェー勢2人が入った。フライタークは今日の勝利で、W杯個人総合リーダーの黄色いゼッケンを引き継ぐことになった。
FIS(国際スキー連盟)ワールドカップ女子ジャンプ、2017/18シーズンの最初の勝者はマーレン・ルンビュに決まった。12月1日(金)、ノルウェーのリレハンメルで今年初めて開催される「リレハンメル・トリプル(3連戦)」の第1戦が行なわれ、地元ノルウェーのルンビュが、ドイツのカタリーナ・アルトハウスとカリーナ・フォクトを抑えて優勝した。
個人戦2試合が予定されているワールドカップ(W杯)男子ニジニ・タギル大会(ロシア)で、12月1日(金)第1戦のための予選が行なわれ、ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーが1位になった。26歳のアイゼンビッヒラーは、133.5m(143.5ポイント)のジャンプで、ノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファング(132m、141.4ポイント)を2位、ドイツのピウス・パシュケ(132.5m、141.3ポイント)を3位に抑えた。
11月30日(木)、ノルウェーのリレハンメルでFIS(国際スキー連盟)女子スキージャンプ・ワールドカップ・シーズン開幕戦の予選が開催され、地元ノルウェーのマーレン・ルンビュが1位になった。ルンビュは93.5mのジャンプで126.1ポイントを獲得し、高梨沙羅を2位、伊藤有希を3位に抑えた。