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W杯ティティゼー=ノイシュタット大会:注目データ

作成: 06.12.2017 17:00 / sk

 

◇12月10日(土)の個人戦
トリプルを狙うクラフト
オーストリアのシュテファン・クラフトが今回のティティゼー=ノイシュタット戦でもう1勝できれば、ドイツ大会での3連勝を決めることになる。この前にクラフトが優勝したのはオーバーストドルフでのスキーフライング戦2試合だった。

最近、ドイツで開催されたワールドカップ(W杯)3連勝を遂げたスキージャンパーは、フィンランドのヤンネ・アホネンだった。アホネンは2004年2月と2005年1月の間に、ドイツの試合でなんと5連勝を飾った。

 

シュテファン・クラフトは2017年に入ってから既に15試合で表彰台に上がっている。このカテゴリーでクラフトより好成績を挙げたことがあるのは、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)だけである。シュリレンツァウアーは2009年に17試合で表彰台に上がった。

 


シュリレンツァウアー、W杯に復帰

グレゴア・シュリレンツァウアーにとって、今回のティティゼー=ノイシュタット大会は長い欠場後の復帰試合となる。最後にシュリレンツァウアーが参戦したのは3月19日のヴィケルスン・スキーフライング戦だった。その試合で彼は28位だった。

シュリレンツァウアーはW杯通算53勝で、表彰台88回を達成している。シュリレンツァウアーより多く表彰台に上がっているのは、ヤンネ・アホネン(108回)とアダム・マリシュ(92回)だけである。
最後にシュリレンツァウアーが表彰台に上がったのは、2014年12月13日のニジニ・タギル戦(ロシア)で2位になった時だ。最後に優勝したのはその1週間前、2014年12月6日に行なわれたリレハンメル戦(ノルウェー)でだった。

シュリレンツァウアーは、これまでにドイツでW杯9勝を挙げており、これは最多記録となっている。

ティティゼー=ノイシュタットでシュリレンツァウアーが表彰台に上がったことがあるのは1度で、2007年に2位入賞を果たした時だった。

 


開幕後の4試合で4人の勝者
今シーズンが開幕して個人戦が4試合行なわれたが、それぞれ違う4人の選手が優勝した。日本の小林潤志郎、スロベニアのイェルネイ・ダムヤン、ドイツのリヒャルト・フライタークとアンドレアス・ヴェリンガーの4人だ。

 

カミル・シュトッホ(ポーランド)とペーター・プレウツ(スロベニア)は共にW杯通算22勝となっている。次にもしどちらかが勝てば、通算23勝のシモン・アマン(スイス)とトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)の記録に並ぶことになる。


◇12月9日(土)の団体戦
団体戦でトップ成績のノルウェー
ノルウェーチームは、ここ最近の団体戦4試合で優勝している。そのうちの2勝は今シーズンに入ってからで、3週間前のポーランド・ヴィスワ戦と2週間前のフィンランド・ルカ戦でだった。
最近の団体戦でノルウェーが優勝しなかったのは、2017年3月11日のオスロ戦だった。

これまでに団体戦で4連勝以上したチームは唯一オーストリアだけで、2010年11月から2011年11月にかけてそれを果たした。


ノルウェーの連勝を止めたいドイツ
W杯個人成績でドイツの選手が1位、2位、8位、11位について優勢を誇っている。
今のところトップ11に2人以上の選手が入っている国はドイツだけだ。

今季の団体戦でドイツチームは、ヴィスワ戦4位、ルカ戦では2位だった。
最近でドイツチームが優勝したのは、2017年1月のポーランド・ザコパネ戦で、それ以来団体戦は6試合行なわれている。

これまでにドイツチームはドイツで開催された団体戦で5勝を挙げている。
ドイツの団体戦でもっと良い成績を挙げているのはオーストリア(6勝)、ただ1カ国だけである。

 


ドイツ戦に強いポーランド
ドイツで最近開催された団体戦2試合で優勝したのはポーランドチームだった。2016年12月のクリンゲンタール戦と2017年1月のヴィリンゲン戦でポーランドチームが優勝した。
2016/17シーズンは最終的にポーランドが国別総合で優勝した。
ポーランドが今回の団体戦で優勝すれば、ドイツで開催される団体戦で3連勝を果たす初めての国となる。

 

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