01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
全リザルト » |
12月3日(日)、ワールドカップ女子リレハンメル大会(ノルウェー)の最終戦となる第3戦がラージヒルで行なわれ、ドイツのカタリーナ・アルトハウスが優勝し、「リレハンメル・トリプル」初代総合優勝を決めた。アルトハウスは、2回とも最長の138.5mと139.5mで308.2ポイントを獲得し勝利を飾った。2位はマーレン・ルンビュ(ノルウェー)、3位は高梨沙羅だった。
「好スタート」のアルトハウス
ワールドカップ(W杯)通算3勝目を挙げたアルトハウスは、「2位が1回と2勝で、素晴らしいシーズン開幕となった。ここリレハンメルでは本当にうまく飛ぶことができた。今日はこの試合の最長ジャンプも出せたし、この成績にとても満足している。ラージヒルでジャンプするのはもっと楽しくて好き」と話した。
開催国ノルウェーのマーレン・ルンビュは、130mと139m(284.3ポイント)で2位となり、今シーズン開幕後の全3試合で表彰台に上がったことになる。
ルンビュは、「今シーズンは私にとって素晴らしい幕開けとなった。今日は優勝を狙っていたけれど、カタリーナ(アルトハウス)は本当に強かった。彼女は勝つべくして勝った。今は次の大会を楽しみにしている。平昌(冬季五輪)は今季一番の見せ場だから、そこで可能な限りの力が出せるように頑張っている」と意気込みを見せた。
高梨、表彰台に返り咲き
高梨沙羅は、137mと136mのジャンプで計275.8ポイントをマークして3位に入り、今冬初の表彰台を挙げた。
高梨は、「今週末の結果を嬉しく思っている。でもまだまだ改善すべきところがある。技術を合わせていかなくては。このリスガード・ジャンプ台で飛んだのは初めてで、私には少し難しいジャンプ台だった」と話した。
ロシア勢トップのアヴァクモヴァ
高梨に25.1点の差をつけられつつも、ロシアのイリーナ・アヴァクモヴァが4位に入った。
伊藤有希は249.4ポイントで5位、その後にはカリーナ・フォクトとスヴェニャ・ヴュルトのドイツ勢が6位と7位に続いた。
スロベニアのウルサ・ボガタイが8位、イタリアののララ・マルシーナが9位、フランスのレア・ルマーレが10位だった。
スロベニアのエマ・クリネッチとニカ・クリズナーが11位と12位に続き、ユリアーネ・サイファート(独)が13位、ルシル・モラ(仏)が14位、マヌエラ・マルシーナ(伊)が15位だった。
再度W杯ポイント加算の中国
ジャックリーン・ザイフリーツベルルガーは16位でオーストリアのトップだった。中国のチャン・シニュエは23位で再びW杯ポイントを加算した。
ルーマニアのダニエラ・ハラランビーは24位、フィンランドのユリア・キッカネンは27位だった。
今回初めて開催された「リレハンメル・トリプル(3連戦)」で、カタリーナ・アルトハウスが計 842.1ポイントで総合優勝を飾った。2位はマーレン・ルンビュ(823.1ポイント)、3位は高梨沙羅(776.0ポイント)だった。
今シーズンが開幕して3試合が終わった現在、アルトハウスがW杯個人総合でも首位についている。
次のW杯ジャンプ女子の大会は、2週間後(12/16・17)にドイツのヒンターツァーテンで開催される予定となっている。