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世界ジュニア ジーゲル(独)が王者、小林陵侑が3位

作成: 23.02.2016 13:12 / hn

ドイツのダヴィット・ジーゲルが2016年ノルディックスキージュニア世界選手権ジャンプ男子のチャンピオンになった。ルーマニアのルシュノフで行われた今大会で19歳のジーゲルはスキージャンパーとして自己最高の賞に輝いた。


1本目が終わった段階ではジーゲルは0.5点差でまだ3位についていた。ルシュノフ・ジャンプ台(ヒルサイズ100)の第2ラウンドでジーゲルはこの回最長の96.5mを飛び、最有力候補と見られていたドメン・プレウツ(スロベニア)と日本の小林陵侑を抑えて優勝を決めた。

ジーゲル(95mと96.5m、計249点)は最終的にプレウツ(95mと95.5m、245点)に4点差で、小林は96.5mと94mで244.8点だった。

全リザルト:世界Jr.ルシュノフ大会・男子個人

 

ジーゲルはこれまでにワールドカップの2試合でファイナル進出を果たしている(ガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦で16位、2016年1月札幌戦で17位)。

統計:ダヴィット・ジーゲル

ジーゲルは、「特にドメン・プレウツのようなワールドカップで活躍して結果を出している強い選手が参戦する中で、こういう結果になるとは本当に考えてもいなかった。良い調子なのは自覚していたけど、トップにまでいけるとは思ってもいなかった」と、感動を表した。

現在ワールドカップ個人総合首位のペーター・プレウツを兄に持つドメン・プレウツにとっても2位入賞は快挙と言えるだろう。
「今日の2位という結果に満足している。残念ながら自己最高の成果を出すことはできなかったけれど、それでも世界ジュニア選手権での2位というのは僕にとって素晴らしいことで、本当に満足している」とドメン・プレウツはコメントした。

ルシュノフの主催者達にとっては、温暖な天候のもとで試合ができるようにジャンプ台を整備するのは、相当の苦労を要するものだった。

世界ジュニア選手権のスキージャンプは、まだ女子個人戦と混合団体戦、そして男子団体戦が残されている。

 

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