01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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オーストリア、クルム(バート・ミッテンドルフ)で今日から始まったスキーフライング大会は、トレーニング中に起きたトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)の大転倒で暗鬱なムードとなった。モルゲンシュテルンは、公式トレーニングの2回目で、100m地点から落下し、気を失いスキーフライングジャンプ台から滑り落ちた。
その後、モルゲンシュテルンの意識は快復し、今の状況で見ると不幸中の幸いとなった様だ。診断は今日中に出る予定だ。
オーストリアのヴォルフガング・ロイツルは、「チームメイトが転倒事故となったら、自分の事だけに集中できず、やはり彼のことが心配になってしまう。モルギーが早く良くなってくれることを祈っている」と、語った。ヘッドコーチのアレクサンダー・ポインターは、「チームの仲間がこういう事故に遭った場合、他の選手がスキーフライングの試合をやりとおせるか、見極めなくてはならない。最終的な診断が出次第、ご報告します。」と、コメントした。
今日の予選優勝者は、再び最上級のフライングを見せつけたスキーフライング世界チャンピオンのロベルト・クラニエッツ(スロベニア)だった。クラニエッツは194.5m(179.3ポイント)で、わずかに2位の同胞、ユーリ・テペシュ(193.m、176.1ポイント)と3位のアントニン・ハイエク(チェコ)を上回り1位に着いた。地元のヴォルフガング・ロイツルは189mのフライングで4位だった。
ペーター・プレフツもシード選手のトップとなり、今日はスロベニア勢が思いがけずスキーフライングでも強さを見せつけた。プレフツは188m飛んで、シードグループのシモン・アマン(スイス)、ピオトル・ジッラ、ヤン・ジオブロ(共にポーランド)を抑えた。カミル・ストッホ(ポーランド)は予選を棄権し、ベテランの葛西紀明は今日一日を調整にあてた。