We use cookies to give you the best possible user experience and to integrate social media. プライバシーポリシー

クラニエッツが予選1位、モルゲンシュテルンが転倒事故

作成: 10.01.2014 16:45 / cy

オーストリア、クルム(バート・ミッテンドルフ)で今日から始まったスキーフライング大会は、トレーニング中に起きたトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)の大転倒で暗鬱なムードとなった。モルゲンシュテルンは、公式トレーニングの2回目で、100m地点から落下し、気を失いスキーフライングジャンプ台から滑り落ちた。

その後、モルゲンシュテルンの意識は快復し、今の状況で見ると不幸中の幸いとなった様だ。診断は今日中に出る予定だ。

 

オーストリアのヴォルフガング・ロイツルは、「チームメイトが転倒事故となったら、自分の事だけに集中できず、やはり彼のことが心配になってしまう。モルギーが早く良くなってくれることを祈っている」と、語った。ヘッドコーチのアレクサンダー・ポインターは、「チームの仲間がこういう事故に遭った場合、他の選手がスキーフライングの試合をやりとおせるか、見極めなくてはならない。最終的な診断が出次第、ご報告します。」と、コメントした。

 

更新:モルゲンシュテルン、集中治療室で経過観察

 

今日の予選優勝者は、再び最上級のフライングを見せつけたスキーフライング世界チャンピオンのロベルト・クラニエッツ(スロベニア)だった。クラニエッツは194.5m(179.3ポイント)で、わずかに2位の同胞、ユーリ・テペシュ(193.m、176.1ポイント)と3位のアントニン・ハイエク(チェコ)を上回り1位に着いた。地元のヴォルフガング・ロイツルは189mのフライングで4位だった。

 

ペーター・プレフツもシード選手のトップとなり、今日はスロベニア勢が思いがけずスキーフライングでも強さを見せつけた。プレフツは188m飛んで、シードグループのシモン・アマン(スイス)、ピオトル・ジッラ、ヤン・ジオブロ(共にポーランド)を抑えた。カミル・ストッホ(ポーランド)は予選を棄権し、ベテランの葛西紀明は今日一日を調整にあてた。

 

スキーフライング バート・ミッテンドルフ大会予選・結果

予選・結果(PDF)

 

最近のニュース