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ショーナッハ大会2日目サーゲン初優勝

作成: 06.01.2013 13:41 / cy

W杯女子個人戦ショーナッハ大会2日目は、ノルウェーのアネッテ・サーゲンが個人戦初優勝を飾った。2位はオーストリアのダニエラ・イラシュコ、3位にフランスのコリーヌ・マテルがはいった。

霧にもかかわらずショーナッハのジャンプ台に集まった観衆は、ハイレベルの戦いの中、エキサイティングな決勝ラウンドでアネッテ・サーゲンが優勝するのを見届けた。サーゲンの1本目、この日最長飛距離の98mは、ヒルレコードも更新。飛型点が伸びず1本目終了時点では2位につけたが、2本目で94mを飛びトータル224.9mで優勝を手にした。「スーパーハッピー。特に2本目はほぼ完璧だった。ショーナッハが本当に好き。」とサーゲン。

 

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前日3位のオーストリア ダニエラ・イラシュコは、1本目96mで4位につけ表彰台は射程圏内に入っていた。2本目92.5 mでトータル224.3ポイント、2位に順位をあげた。勝者サーゲンとの差は、わずか0.6ポイントだった。イラシュコは「今日の2本のジャンプなら十分優勝はできたが、コンディションに恵まれなかった部分もあった。でも総合的にこの週末の結果には満足。いい大会だ。」と語った。 

 

1本目トップに立ったのは97.5mを飛んだフランスのコリーヌ・マテル。2本目は90mと伸びなかったが、今季3度目の表彰台に満足していた。「昨日よりもずっといいジャンプができた。昨日のジャンプを分析して、同じミスをしないように努力した。それがうまくいった。」とマーテル。

 

1本目で3位につけたイタリアのエヴェリン・インサムは、昨日の2位フィニッシュに続くトップ3入りを狙ったが、2本目90mと飛距離が伸びず最終7位に終わった。昨日の優勝者である日本の高梨沙羅は、1本目9位から順位をあげて4位となったが、今季初めて表彰台を逃した。このほか上位10位以内に入ったのは、5位サラ・ヘンドリクソン(USA)、6位リネ・ヤール(NOR)、8位ジャクリーヌ・サイフリーズベルガー(AUT)、9位カティア・ポズン(SLO)、10位ウルスラ・ボガタイ(SLO)。

 

この日のドイツ勢トップは、カリナ・フォクトで12位。ヘッドコーチのアンドレアス・バウアーはこの結果に満足していなかった。「1本目を終わっていい順位につけていたのに、それを生かすことができず残念だ。技術的なミスをした選手もいた。」ひざの側副じん帯を痛めたものの出場許可の出たスヴェンヤ・ワースは、テレマーク姿勢をとることができず、31位で2本目に進みことができなかった。

 

日本の高梨沙羅はこの日4位に終わったため、総合ランキングで2位以下との差が縮まったが、それでも2位ダニエラ・イラシュコとの差100ポイントで、来週末のヒンターザーテン大会を迎える。

 

日本勢は、伊藤有希 16位、渡瀬あゆみ28位、平山友梨香 30位。小浅星子は2本目に進めなかった。

 

大会リザルト pdf-file

 

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