作成: 11.02.2021 19:07
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ノルウェー政府は国内規定を更新し、それに伴いノルウェー内の旅行およびイベント開催の制限が厳しくなったため、ノルウェースキー連盟は、この冬に予定されているFIS（国際スキー連盟）ワールドカップを開催することが不可能になったと判断した。
その結果、今季にまだ開催予定だったFISワールドカップイベントの全てのキャンセルが、今日決定された。
これでもう2020/21シーズンには、ノルウェーでのスキーワールドカップは開催できなくなってしまった。
それにより、来月に予定されていたスキージャンプ男女によるノルウェートーナメント「RAW AIR」もキャンセルとなった。
2月11日（木）の夜、FIS（国際スキー連盟）とノルウェースキー連盟が共同で声明を出した。
この決定はスキージャンプだけではなく、クロスカントリー、ノルディック複合、アルペンスキー、全ての種目が対象となると発表した。
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発表の原文：
"This is to inform you that due to new Covid-19 government restrictions announced today
by the Norwegian government that the Norwegian Ski Association will be unable to host any further competitions through the end of current World Cup season due to the stricter travel and event-related restrictions.
As a result, the following FIS World Cup events are cancelled
FIS Cross Country World Cup Finals; 12-14 March 2021; Oslo
FIS Raw Air Ski Jumping Tournament; 12-21 March; Oslo, Lillehammer, Trondheim, Vikersund
FIS Nordic Combined World Cup; 11-14 March; Oslo
Audi FIS Alpine Men's World Cup; 4-7 March; Kvitfjell
FIS will announce if there are any replacement venues and dates as they are confirmed.“
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この中止は、ノルウェースキー連盟、FIS、そしてスキージャンプ全体にとって非常に大きな打撃となる。
既に昨シーズンのRAW AIRも、オスロとリレハンメルでの試合の後にCovid19パンデミックの影響でキャンセルを余儀なくされていた。
これから国際スキー連盟は、RAW AIRが予定されていた3月の2週末に代替戦が他の会場で開催可能かどうかを審査する。決まり次第報告が届くはずだ。
「RAW AIR」は3月12〜21日の期間中に、W杯男子6試合、女子4試合が行われるイベントで、選手にとってもファンにとってもシーズン最大のハイライトの一つとなっている。
※注）大会日程は現地時間です。
Vikersund, Finalort der RAW AIR
