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昨シーズンのワールドカップ総合優勝を果たしたシュテファン・クラフト(オーストリア)は、冬季オリンピックも開催される2017/18シーズンを理想的な形でスタートさせた。11月17日(金)、ポーランドのヴィスワで、今冬初めての個人戦の予選がヒルサイズ134mのアダム・マリシュジャンプ台で行なわれ、クラフトは126.5mのジャンプで129.5ポイントを獲得して1位になった。2位にはシュテファン・ライエ(独)、3位には小林潤志郎が入り好パフォーマンスを見せた。
フレンシュタット初戦で失格になったが、高梨はその翌日には全てを調整し直してきた。高梨沙羅は2位以下に10.2ポイント(97.5mと102m)の差をつけた。2位にはノルウェーのマーレン・ルンドビー(96mと98m)、3位には前日優勝の伊藤有希(100mと96.5m)が入賞した。
グランプリ個人戦2戦が行われるフレンシュタットで日本の伊藤有希が1戦目で勝利を挙げた。24歳の伊藤は95.5mと95m(222.7ポイント)、2位には驚きの16歳、フランスのルシル・モラー(91mと94.5m、217.9ポイント)、3位にはノルウェーのマーレン・ルンドビー(95mと92m、213.9ポイント)が表彰台にあがった。
クルシュベルでのグランプリシリーズ第3戦、ポーランドのダヴィッド・クバッキが優勝した。133.5mと127m、274.2ポイントで2位に入ったチームメイトのマルチェイ・コットに大差を付けた。3位には同点でロシアのデニス・コルニロフとチェコのローマン・コウデルカが入り、表彰台をものにした。
オリンピックシーズンの初戦、ドイツのカタリナ・アルトハウスが優勝をものにした。1本目でその日の最長飛距離95m、ファイナルで88.5mを飛び、230.8ポイント。クルシュベルでの今シーズン初の女子グランプリ大会で好調さを印象づけた。
ワールドカップ男子プラニツァ大会(スロベニア)で、3月25日(土)に2016/17シーズン最後の団体戦が行なわれ、ノルウェーがロバート・ヨハンソン、ヨハン=アンドレ・フォアファング、アンダース・ファンネメル、アンダース・スティエルネンのチーム編成で臨み、1,551.6ポイントを獲得して優勝した。2位はドイツ(1,502.6ポイント)、3位はポーランド(1,493.8ポイント)だった。2万5千人の観客が集まった今日、ポーランドのカミル・シュトッホが驚異的な251.5mまで伸ばし、新ヒルレコードを立てた。
スキージャンパー達にとって今季最終大会となるワールドカップ男子プラニツァ大会(スロベニア)で、3月24日(金)、スキーフライング最初の個人戦が開催され、オーストリアのシュテファン・クラフトが優勝した。23歳のクラフト23歳は、243mと240.5mの飛翔で490.2ポイントを獲得し、ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーとマルクス・アイゼンビッヒラーを2位・3位に抑えた。シュトッホは今日の勝利でワールドカップ総合優勝にも間近となった。誰が総合優勝の大クリスタルトロフィーを手にすることになるかは、26日(日)の今季最後の個人戦で決定する。
ワールドカップ男子プラニツァ大会(スロベニア)で、3月23日(木)に個人戦1試合目の予選が行なわれ、ノルウェーのロバート・ヨハンソンが1位になった。ヨハンソンは先週末のヴィケルスン戦(ノルウェー)で数分ながら世界記録保持者にもなっており、スキーフライングを得意とすることを証明していた。
国際スキー連盟(FIS)スキージャンプ・ワールドカップ男子も、いよいよ今週末シーズンファイナルが行なわれる。舞台はプラニツァ(スロベニア)のスキーフライングヒルだ。
ワールドカップ(W杯)男子ヴィケルスン大会(ノルウェー)で3月19日(日)、スキーフライング個人戦が開催され、ポーランドのカミル・シュトッホが優勝した。劇的な展開となったこの試合で、シュトッホは238.5mと237m(計466.6ポイント)で、日本の葛西紀明(239.5m・241.5m/計448 ポイント)を2位、オーストリアのミヒャエル・ハイボック(241.5m・222.5m/計430.4ポイント)を3位に抑え勝利を決めた。シュトッホにとってこれでW杯通算22勝目となり、スキーフライング戦では2勝目だった。観客はRAW AIR総合優勝をかけたドラマチックな闘いを目の当たりにした。最終的には、第1回RAW AIR総合優勝はオーストリアのシュテファン・クラフトが手にした。アメリカのケヴィン・ビックナーが大転倒したものの、大事には至らなかった。
ノルウェーツアー「RAW AIR」の枠内で行なわれたワールドカップ男子ヴィケルスン団体戦はものすごい試合になった。世界一巨大なスキーフライングヒルで、まずは1回目に地元ノルウェーのロバート・ヨハンソンが世界新記録の252mを出した(これまでの世界記録251.5mは、やはりノルウェーのアンダース・ファンネメルが2015年にヴィケルスンで樹立していた)。その数分後には再び記録が更新された。オーストリアのシュテファン・クラフトが253.5mの信じがたい飛距離を出し、最後はかなり苦労しながらも立って着地を決めることができた。団体戦はノルウェーチームが優勝した。
3月17日(金)、ワールドカップ男子ヴィケルスン大会(ノルウェー)が開幕となったが予定通りには進まなかった。まず、14日にキャンセルとなったリレハンメル戦の代替試合が行なわれるはずだったが、風が強すぎて中止を余儀なくされた。その後、公式練習と予選の開始時間もどんどん延期され、ようやく夜7時半になってスタートすることができた。
ワールドカップ(W杯)トロンハイム大会(ノルウェー)で3月16日(木)の晩、素晴らしい個人戦が行なわれ、オーストリアのシュテファン・クラフトが優勝した。理想的な天候条件のもと、クラフトは138mと142.5m(302ポイント)のジャンプで、ノルウェーのアンダース・スティエルネン(138.5m・138m、計294.3ポイント)と、ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーを2位・3位に抑えた。これでクラフトは、W杯通算10勝、今季6勝目を挙げたことになる。ザルツブルク州出身のクラフト(24歳)は、この好成績でW杯総合リードの差を広げ、ノルウェーツアー「RAW AIR」総合首位の座もヴェリンガーから取り返した。
3月15日(水)、ワールドカップ男子トロンハイム大会(ノルウェー)の予選が行なわれ、ポーランドのカミル・シュトッホが139mのジャンプで1位になった。時としてかなり荒れた条件の中で、シュトッホは、ノルウェーのアンダース・スティエルネンとドイツのアンドレアス・ヴェリンガーを辛くも2位・3位に抑えた。これでヴェリンガーがノルウェーツアー「RAW AIR」の総合成績で首位に浮上した。予選の最後に飛んで、天候の被害者となったオーストリアのシュテファン・クラフトは総合2位に順位を落とした。