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クリンゲンタール男子第2戦 プレウツ連勝、日本勢 2・3位

作成: 14.12.2025 18:08 / hn

国際スキー連盟(FIS)スキージャンプワールドカップ・クリンゲンタール大会(ドイツ)で12月14日(日)に男子ラージヒル第2戦が行われ、スロベニアのドーメン・プレウツが連勝を飾った。 

前日のクリンゲンタール第1戦でも圧勝した26歳のプレウツは、日曜の第2戦でも他の追随を許さず、2位・3位になった日本の二階堂蓮小林陵侑に10点以上の差をつけて堂々の勝利を決めた。

スロベニアのドーメン・プレウツがクリンゲンタール第2戦でも優勝した。

現時点でワールドカップ(W杯)総合首位のプレウツは、今日も圧倒的強さで4連勝目(クリンゲンタール大会2連勝、ヴィスワ大会2連勝)を達成した。


プレウツは、「昨日の試合が終わってからあんまり元気がなくて、体が少しこわばっていた。今日の試合がまたこんなにうまくいって、勿論ものすごく嬉しい。次の大会が開催されるスイスのエンゲルベルクは、とても良い思い出があるから来週末を楽しみにしている」と意欲を見せた。


今日の勝利でプレウツはW杯総合首位の座を更に強固なものとした。

現在プレウツの総合得点は670ポイント、日本の小林陵侑は511ポイントで2位に浮上した。

Ren Nikaido

 

二階堂蓮は、自己最高となる2位入賞を果たした。

 
ジャンプ界のスーパースター 小林陵侑は「僕たちにとってとても良い日になった。僕が3位で、僕の前の2位に蓮だなんて、とにかく凄いこと」と喜んだ。


フランスのヴァレンテ・フベール(23歳)も自己ベストの4位を達成し、良い一日となった。フベールにとって表彰台入りももう夢ではなく、世界トップ選手の仲間入りもそう遠い話ではなくなってきた。


ノルウェー勢はクリストファー=エリクセン・スンダルが5位、ハウヴォル=エグナー・グラネルードが7位となり、だんだん調子を上げてきている。



ドイツチームからはフィリップ・ライムンドが10位、フェリックス・ホフマンが12位、ピウス・パシュケが26位に入った。しかしアンドレス・ヴェリンガーは引き続き苦戦中で、予選敗退となった。


ドイツのヘッドコーチ シュテファン・ホルンガッハーは「アンドレス・ヴェリンガーは今週末を持ってチームから外れることになる。ヴェリンガーはカール・ガイガーと一緒にトレーニングすることになっており、来週末のエンゲルベルク大会に誰が参戦するかはコーチ陣と協議の上、決定されることになる」と試合後に説明した。


オーストリア勢はトップがシュテファン・エンバッハーで8位、マヌエル・フェットナーが9位、シュテファン・クラフトが11位でポイントを加算した。
ダニエル・チョフェーニックは18位、ヨナス・シュスターは19位、そしてヤン・ホアルは意外なことに2本目に進めなかった。


オーストリアのヘッドコーチ アンドレアス・ヴィドホルツルは「ポジティブなこともあり、そうでないこともあった。 とにかくとても接戦。我々はまだ流れを掴めていない感じだが、次の試合ではまた上位を狙って全力を尽くすつもり。エンゲルベルクは追い風が吹くことが多く、それを上手く扱える我がチームとしては得意とする場所」と話した。


ポーランド勢のトップはピオトル・ジーワで20位、パヴェル・ヴァセクが21位に続き、ダヴィド・クバツキは28位だった。

今日のスイス勢はあまり振るわず、一番良かったのが23位のグレゴア・デシュヴァンデンだったが、サンドロ・ハウスヴィルトは29位で初めてのW杯ポイントを獲得した。

Team Japan

 

次のスキージャンプW杯は、来週末のエンゲルベルク大会(スイス)の個人戦2試合へと続く。

その後、短いクリスマス休暇を挟み、いよいよジャンプ週間が始まる。

 

FIS スキージャンプW杯クリンゲンタール男子第2戦:リザルト(2025年12月14日)

順位 ビブ 名前 飛距離 1 飛距離 2 合計
1. 64 Prevc, Domen 141.0 140.5 275.1
2. 58 二階堂蓮 141.0 135.0 262.1
3. 62 小林陵侑 142.0 133.5 261.0
4. 53 Foubert, Valentin 140.0 137.0 257.4
5. 49 Sundal, Kristoffer Eriksen 138.5 133.0 252.5
6. 24 内藤智文 139.5 136.0 252.0
7. 43 Granerud, Halvor Egner 134.0 138.0 248.8
8. 55 Embacher, Stephan 131.5 136.0 242.2
9. 52 Fettner, Manuel 138.5 128.0 242.1
10. 61 Raimund, Philipp 137.0 127.5 238.0
11. 59 Kraft, Stefan 137.0 127.0 237.1
12. 56 Hoffmann, Felix 130.0 134.0 234.2
13. 41 Forfang, Johann Andre 130.5 132.5 233.5
14. 54 Zografski, Vladimir 131.0 130.0 230.9
15. 48 Zajc, Timi 136.0 122.5 227.7
16. 47 Lindvik, Marius 135.5 123.5 226.0
17. 50 中村直幹 128.5 130.0 225.4
18. 60 Tschofenig, Daniel 128.0 129.0 224.1
19. 35 Schuster, Jonas 126.0 128.5 222.0
20. 42 Zyla, Piotr 130.5 129.0 221.1
21. 25 Wasek, Pawel 132.0 127.0 220.7
22. 36 Aalto, Antti 126.0 128.0 217.8
23. 45 Deschwanden, Gregor 129.0 127.0 217.2
24. 26 Vassilyev, Danil 134.5 127.5 216.8
25. 63 Lanisek, Anze 128.5 127.0 215.9
26. 46 Paschke, Pius 128.0 125.0 214.2
27. 34 佐藤幸椰 133.5 121.0 207.4
28. 33 Kubacki, Dawid 129.5 121.5 207.2
29. 13 Hauswirth, Sandro 129.0 125.0 206.7
30. 19 Frantz, Tate 133.0 110.5 179.3
31. 44 Stoch, Kamil 128.0   108.1
32. 51 Tomasiak, Kacper 125.5   107.8
33. 20 Mizernykh, Ilya 127.0   107.1
34. 31 Oblak, Rok 127.5   104.0
35. 57 Hoerl, Jan 123.5   103.7
36. 39 Aigro, Artti 123.5   103.6
37. 30 Kot, Maciej 126.5   101.4
38. 29 Oestvold, Benjamin 125.5   100.4
39. 28 Bickner, Kevin 126.0   99.5
40. 8 Palosaari, Vilho 123.5   98.1
41. 38 Colby, Jason 121.0   95.5
42. 5 Chervet, Jules 120.0   90.7
43. 16 Roth, Luca 121.5   90.0
44. 12 Belshaw, Erik 121.0   89.4
45. 11 Peier, Killian 119.0   87.9
46. 40 Kytosaho, Niko 115.0   86.0
47. 23 Insam, Alex 119.5   84.4
48. 17 Kalinichenko, Vitaliy 117.5   84.2
49. 22 Ammann, Simon 112.0   76.8
DSQ. 3 Ipcioglu, Fatih Arda     0.0
Ryoyu Kobayashi

 

Ren Nikaido und Ryoyu Kobayashi

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

ギャラリー

Klingenthal Samstag Männer
14.12.2025 05:45

統計

最長不倒
142.0m
Kobayashi, Ryoyu (JPN)
最短ジャンプ
110.5m
Frantz, Tate (USA)
平均飛距離
127.7m
K点越えジャンプ
78.5%
ネーション数
16
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
5
Österreich
Japan
Prevc, Domen
13.12.25
Klingenthal
Slowenien
13.12.25
Prevc, Domen (SLO) Klingenthal