01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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3月15日(水)、ワールドカップ男子トロンハイム大会(ノルウェー)の予選が行なわれ、ポーランドのカミル・シュトッホが139mのジャンプで1位になった。時としてかなり荒れた条件の中で、シュトッホは、ノルウェーのアンダース・スティエルネンとドイツのアンドレアス・ヴェリンガーを辛くも2位・3位に抑えた。これでヴェリンガーがノルウェーツアー「RAW AIR」の総合成績で首位に浮上した。予選の最後に飛んで、天候の被害者となったオーストリアのシュテファン・クラフトは総合2位に順位を落とした。
カミル・シュトッホは、「今日は本当に良いジャンプを決められた。今日は(公式練習と予選の)2本ともかなりうまくいった。まだ細かい点で何箇所か調整していて、ジャンプはどんどん良くなっていっている。今日のできに本当に満足している」と話した。シュトッホはここ数日、技術的な問題を抱えていたが、それもどうやら克服したようだ。
同じく139mまで飛距離伸ばし、2位に入ったアンダース・スティエルネンは、「上ではかなり長く待たされたから、ずいぶん緊張していた。でも空中では相当安定した感じで、僕のジャンプは本当にうまくいった。だから全て良し、と言える」とインタビューに答えた。
新しくRAW AIR総合首位となったアンドレアス・ヴェリンガーは、138mのジャンプを見せた。
「テイクオフの時に風が左後ろから吹いてきて、飛距離を伸ばすために必要な高さを得るのが大変だった。確かに難しかったけど、スキージャンプはそういうものだし、これもつきもの。今日の僕のジャンプはかなり良かった。RAW AIRはスリリング。まだ多分8本のジャンプが予定されていると思うから、まだまだどうなるか分からない」とヴェリンガーは予選の後に話した。
今日は、時折強くなる降雪の中、風も変わりやすく、選手もジュリーも苦労を強いられた。予選の途中で約20分の中断も余儀なくされた。
オーストリアのグレゴア・シュリレンツァウアーは、かなり長くスタートバーで待たされ、最終的にジャンプを棄権した。
そして、シュテファン・クラフトが今日の最終ジャンプを飛ぶ直前になって、降雪がまた強くなった。クラフトは120mまでしか伸びず111.5ポイントとなり、RAW AIR総合で2位だったアンドレアス・ヴェリンガーに28ポイント越された。
これでヴェリンガーが計942.2点でRAW AIR総合首位についた。2位はシュテファン・クラフト(935.1ポイント)、3位はマルクス・アイゼンビッヒラー(独、917.5)となっている。
ワールドカップ・トロンハイム大会の本戦は、3月16日(木)17:00(日本時間 翌1:00)から開催される予定だ。
※注)大会日程は現地時間です。