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クラフトが予選トップで冬季スタート

作成: 17.11.2017 20:31 / sk

 昨シーズンのワールドカップ総合優勝を果たしたシュテファン・クラフト(オーストリア)は、冬季オリンピックも開催される2017/18シーズンを理想的な形でスタートさせた。11月17日(金)、ポーランドのヴィスワで、今冬初めての個人戦の予選がヒルサイズ134mのアダム・マリシュジャンプ台で行なわれ、クラフトは126.5mのジャンプで129.5ポイントを獲得して1位になった。2位にはシュテファン・ライエ(独)、3位には小林潤志郎が入り好パフォーマンスを見せた。

今回から全ての選手が予選に参加することが義務付けられたが、その初回予選で圧倒的な強さを見せたのはドイツチームだった。2位のライエの他にも、アンドレアス・ヴェリンガーが4位、リヒャルト・フライタークが5位、カール・ガイガーが8位、マルクス・アイゼンビッヒラーが10位に入り、トップ10に5人ものドイツ勢が入った。

そのため11月18日(土)に予定されている団体戦では、マルクス・アイゼンビッヒラー、リヒャルト・フライターク、アンドレアス・ヴェリンガー、シュテファン・ライエの4人で臨むドイツチームが優勝候補と期待される。


しかしポーランド勢も強く、ピオトル・ジーラ、ダヴィド・クバツキー、カミル・シュトッホ、マチェイ・コットが予選で好調に飛んだ。この冬最初の団体戦(18日16時開始予定)は接戦となりそうだ。

そしてオーストリアチームも、上位争いに食い込んでくると見ていいだろう。今日トップだったシュテファン・クラフトだけでなく、他のオーストリア人選手も上々の成績で、新人のダニエル・フーバーも122mの納得のジャンプで14位に入った。

19日(日)に開催される個人戦のための今日の予選では、72人のジャンパーが参加したが、数人の有名選手が予選敗退となった。例えばスロベニアのロベルト・クラニエツ、日本の竹内択、そしてヤクブ・ヤンダ(チェコ)などが本戦進出を逃した。ヤンダは、チェコの国会議員に選出されたため、このヴィスワ戦で引退し、来週からはスキーを脱いで議席に座ることになっている。

 

予選:全リザルト

 

11月18日(土)団体戦:スタートリスト

11月19日(日)個人戦:スタートリスト

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

 

統計

最長不倒
131.0m
Huber, Daniel (AUT)
最短ジャンプ
102.0m
Klimov, Evgeniy (RUS)
平均飛距離
116.9m
K点越えジャンプ
49.4%
ネーション数
12
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
7
Deutschland
Kobayashi, Junshiro
27.08.17
Hakuba
Japan
10.09.17
Takanashi, Sara (JPN) Chaikovsky