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岡部孝信が引退

作成: 12.03.2014 15:50 / cy

日本の伝説的ジャンパー、岡部孝信が、今シーズンの終幕をもって長い現役時代にピリオドを打つことを決めた。

43歳の岡部は、3月21日と22日の札幌での国内大会で最後のジャンプを見せる予定だ。その後は、雪印メグミルク・スキー部のコーチに就任することになっている。

 

「本当はもっと飛んでいたかったけれど、若い選手の方が良くなってきている。次の世代への交代の時がきたということ」と、岡部は語った。

 

岡部は1989年12月に札幌で初めてのワールドカップ参戦を遂げた。それ以来、これまでにワールドカップ通算5勝で、最後の勝利は2009年3月のクオピオ大会(フィンランド)でのものだった。

 

1995年にはサンダーベイ(カナダ)での世界選手権でノーマルヒル世界チャンピオンのタイトルを取り、1998年長野冬季オリンピックでは団体戦で金メダル獲得を果たした。それに加え岡部孝信は、世界選手権とオリンピックの団体戦で更に5つのメダルを勝ち取っている。

 

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