01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
全リザルト » |
スロベニアチームが連勝を続けている。ヴィリンゲンで行われた団体戦でスロベニアチームが優勝を飾り、ザコパネ大会につづいての勝利。フライング世界チャンピオンのロベルト・クラニエツを含むスロベニアチームは、2013FISチームツアー総合優勝の筆頭候補といえる。
ゴラン・ヤヌス ヘッドコーチ率いるスロベニアチームは、ジュニア世界チャンピオンのヤカ・フヴァラ(140 m/127 m)、ユーリ・テペシュ(140 m/132 m)、ペテル・プレビッチ(143 m/143 m)、ロベルト・クラニエツ(139.5 m/132.5 m)、合計8本を飛んでトータル990.4ポイント。2位のノルウェーに17.9ポイント差をつけての優勝となった。スロベニアチーム内でのトップ成績はペテル・プレビッチでトータル272.7ポイント。個人戦なら優勝であった。
At the end the team of head coach Goran Janus scored a total of 990.4 points for the eight jumps of junior World Champion Jaka Hvala (140 m and127 m), Jurij Tepes, Peter Prevc and Robert Kranjec. 17.9 points ahead of the second-placed team of Norway and the Germans. Best of the Slovenian team was Peter Prevc who would have won an individual competition with a total of 272.7 points.
「成功のカギは我々の安定性だった。チーム全員がいいジャンプをし、誰にもミスがなかった。現時点では世界選手権のことは考えていない。大会ひとつずつを考えていくことで、自分たちにプレッシャーをかけすぎないようにしている。今、4チームがとても強いので、まだ総合優勝の行く末はわからない。明日は全員がトップ20に入れるか、それ以上の結果が期待できる。うちのチームはとても強く、お互いを助け合っている。一人はみんなのために、みんなは一人のためにだ!」と、スロベニアチームの強さについてユーリ・テペシュは語った。
ノルウェーは、具合が悪くなったアンドレアス・スティエルネンに代わって出場のルネ・ヴェルタ (127.5 m/129.5 m)、トム・ヒルデ (136.5 m/130 m)、アンダース・バルダル (142.5 m/137 m) そしてアンダース・ヤコブセン (138 m/140 m) はトータル 972.5 ポイントで2位となった。
ノルウェーチーム好調
「今日の試合にはとても満足している。前回のザコパネ大会では7位だったが、今日はうまくいったし、前回成績よりも上にいけることを証明した。スロベニアはとても強くて、うちが勝てるチャンスはなかった。だが明日はいい結果が期待できる。うちは今強いチームだし、新しい選手もどんどんジャンプが良くなっている。今はいいジャンプをしたいだけで、結果はあまり気にしていない。世界選手権のほうが重要だ。」とトム・ヒルデは語った。
アレックス・シュトックル ヘッドコーチ率いるノルウェーチームではアンダース・バルダルとアンダース・ヤコブセンがチームのトップ成績を出し、10日個人戦での優勝候補といえる。
FISレースディレクター Walter Hoferインタビュー »
地元の熱狂的ファン13,000人の応援を受け、ドイツチームは3位の座を手にした。ミヒャエル・ノイマイヤー (139.5 m/133.5 m)、リヒャルト・フライターク(136.5/133 m)、アンドレアス・ヴェリンガー(128.5 m/130 m) 、セヴェリン・フロインド(138.5 m and 137.5 m)の4人で、トータル963.7ポイントを獲得した。
ミヒャエル・ノイマイヤーは「表彰台に登るという我々の目標を達成できた。今日はいいジャンプを見せることができた。スロベニアはとても強かったし、優勝に値するジャンプだった。ノルウェーのほうが少しだけ上回った。グレゴア・シュリーレンツァウアーは、またも素晴らしい調子だ。明日の個人戦にはドイツ勢7名が出場するので、全員がファイナルラウンドに進んで良い成績を残したい。予言はしたくないが、ドイツ選手一人は表彰台に登るだろう。」と語った。
オーストリアチーム 表彰台を逃す
団体戦では上位常連のオーストリアチームは、グレゴア・シュリーレンツァウアーが個人ランクでは2位の強力パフォーマンスをしたものの、4位に終わった。シュリーレンツァウアー、シュテファン・クラフト、ウォルフガング・ロイツル、マルティン・コッホで、トータル958.6ポイント、表彰台を逃した。
ルカシュ・クルチェック ヘッドコーチのポーランドチームは、ダヴィド・クバッキ(138 m/132 m)、カミル・シュトッホ(139.5 m/140 m)、ピオトル・ジーラ、クリシュトフ・ミエトゥスの4名でトータル909.1ポイントで5位。6位には日本チームが入った。
最近絶好調のヤン・マトゥラ率いるチェコチームは、827.1ポイントで7位。マトゥラ、ルカシュ・フラヴァ、ローマン・コデルカ、チェストミル・コジセクの4名で、好成績となった。ロシアチームにとってはファイナルラウンドに進出したこと自体成功。デニス・コルニロフ、イリヤ・ロスリャコフ、ディミトリー・ヴァシリエフ、アレクシー・ロマショフのチームで、8位となった。
イタリア、スイス、フィンランド、韓国は、ファイナルラウンドに進むことができなかった。