01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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4月24日(水)、日本の小林陵侑がアイスランドのスキーリゾート、フリザルフィヤットルに造られた仮設のスキージャンプ台で291メートルの飛距離を記録した。
飲料メーカーのRed Bull(レッドブル)のPRとして行われたチャレンジは大きな反響を呼んだものの、公式の世界記録としては認定されない。
小林陵侑のこのジャンプのために、ものすごい労力をもってアイスランドに仮設ジャンプ台が造られ、そしてチャレンジが終わった後にすぐに解体されることになっている。
当初の目標では小林は300mの大台を目指していたが、最終的に291mとなった。
4月24日の午後に国際スキー連盟(FIS)はこのジャンプに関する声明を発表し、小林のために特別に造られた施設の条件は、スキーフライング・ワールドカップのコンディションとは比較にならないことを強調した。
FISのコメント:
「全てのスキージャンプおよびスキーフライングの公式試合は、FIS ICRs(国際スキー競技ルール)に基づいている。これらのルールは、通常2ラウンドで競われる試合において参加選手全員にとって同等の条件のもとで最高の選手を決定することを保証するものである。
スキーフライング公式試合は、各選手の飛距離が比較できるように、そして公式なスキーフライングの記録として認定可能なために、FIS公認の距離測定システムに基づきFIS公認のフライングヒルで行われることになっている。
さらに、使用する素材にも規定があり、例えばスキーの長さやスーツの寸法などFIS公認の検査官のチェックを受けなければならない。
現在の公式世界記録は、女子ではシリエ・オプセッツ(ノルウェー)の230.5m、男子はシュテファン・クラフト(オーストリア)の253.5mとなっている。
小林陵侑のアイスランドでのジャンプは、FISのルールに則って行われたものではなく、。そのため、一人の
FISは、選手の安全を確保するために必要な予防措置が講じられたことを願っており、小林陵侑が次のFISワールドカップシーズンで公式世界記録を樹立することを楽しみにしている。」
小林陵侑は次の冬シーズンにまた競技規定内で世界記録に臨むことになる。254m以上が目標だ。