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今季最初のW杯女子予選 クリネッチが1位

作成: 04.11.2022 14:53 / hn

今週末ポーランドのヴィスワで、ジャンプ女子の2022/23冬季ワールドカップシーズンが開幕となる。11月4日(金)に個人戦の予選が行われ、スロベニアのエマ・クリネッチが首位につけた。2位はノルウェーのシリエ・オプセッツ、3位はスロベニアのニカ・クリツナーだった。
マリタ・クラマー(オーストリア)とカタリーナ・アルトハウス(ドイツ)が4位・5位に続いた。

予選の前に行われたトレーニング2ラウンドで絶好調だったアルトハウスは、「こんな風にシーズン開幕となるのは少し変な感じがするけれど、人工雪がなくてもこうやって開催できるということが分かった。明日開催される今シーズン最初の試合が楽しみ」と、話した。

人工芝で初めてのW杯
ヴィスワのアダム・マリシュ・ジャンプ台(ヒルサイズ134m)は、通常であれば夏の試合で使われるプラスチックマットが敷かれている。
今回はスキージャンプ史上初めて「雪のない」ワールドカップとなる。 助走路はいつも通りの氷を張ったアイストラックだが、着地するのは緑の人工芝の上となる。

スウェーデンのヴェストマン好調
上位の選手に加え、スウェーデンのフリーダ・ヴェストマンも6位に入り、上々のシーズンスタートを切った。
エヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)は7位と納得の出来を見せ、オリンピック金メダル2冠のウルサ・ボガタイ(スロベニア)は8位、カナダのアビゲイル・ストレイトは10位だった。
Die Adam Malysz Schanze von Wisla

 

全員本戦進出の日本
日本チームからは、伊藤有希、宮嶋林湖、高梨沙羅が11〜13位に並んだ。勢籐優花は17位だった。

ルンビュ復帰
ワールドカップ総合優勝を3度も飾っているマーレン・ルンビュ(ノルウェー)は、1年半ぶりのカムバックを果たした。ルンビュは今日の予選で14位につけ、順調な再スタートとなった。

Ema Klinec (SLO)

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。
Abigail Strate (CAN)

 

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