Ｗ杯フライング：バート・ミッテンドルフ大会トライアル＆本戦LIVE

高梨沙羅、札幌大会で優勝

高梨沙羅は、今シーズン最初の優勝を逃した前回の試合をものともせず、日本でのワールドカップ戦4試合中、最初の試合で圧勝した。Ｗ杯総合トップの高梨は、札幌で99.0mと94.5mで254.5ポイントを獲得し、カリーナ・フォクト（独）とイリーナ・アワクモワ（ロシア）を抑え優勝を飾った。

転倒したモルゲンシュテルン、集中治療室で経過観察

クラニエッツが予選1位、モルゲンシュテルンが転倒事故

オーストリア、クルム（バート・ミッテンドルフ）で今日から始まったスキーフライング大会は、トレーニング中に起きたトーマス・モルゲンシュテルン（オーストリア）の大転倒で暗鬱なムードとなった。モルゲンシュテルンは、公式トレーニングの2回目で、100m地点から落下し、気を失いスキーフライングジャンプ台から滑り落ちた。

Ｗ杯バート・ミッテンドルフ大会　注目データ

FIS・Ｗ杯バート・ミッテンドルフ＆女子札幌大会プログラム

新人ディートハルト、大感動のジャンプ週間W優勝

第62回国際スキージャンプ週間では、トーマス・ディートハルト（オーストリア）が総合優勝を果たした。ジャンプ週間最終戦の今日、ビショフスホーフェン 大会で、彼はスロベニアのペーター・プレフツと同胞のトーマス・モルゲンシュテルンを抑え1位となった。ディートハルトは、ワールドカップ参戦わずか7試 合目にして、スキージャンプでも由緒あるこの大会で大成功を収めたことになる。

ジャンプ週間最終戦　注目データ

ジャンプ週間ビショフスホーフェン大会　ペーター・プレフツが予選1位

オーストリア・ビショフスホーフェンで行われた、ジャンプ週間最終戦の予選で、シモン・アマン（スイス）が不在の中、スロベニアのペーター・プレフツが優勝した。ジャンプ週間総合成績トップのトーマス・ディートハルト（オーストリア）は、アンデシュ・ヤコブセン（ノルウェー）を抑え2位になった。140.0mで147.5ポイントで今日の最長飛距離を出したプレフツは、明日のノックアウト戦で、予選を棄権した竹内択と対戦することになる。

強風に悩まされたインスブルック大会　コイブランタが驚きの優勝！

アンシ・コイブランタ（フィンランド）が、予想外のワールドカップ初優勝を決めた。第62回ジャンプ週間の3試合目でコイブランタがファーストラウンドで健闘し、2位のシモン・アマン（スイス）と3位のカミル・ストッホ（ポーランド）を抑えた。

アワクモワが高梨の連勝を打破

イリーナ・アワクモワが故国ロシア、チャイコフスキーの観衆の前で初のワールドカップ優勝を飾り、冬季オリンピック・イヤーの今季、開幕より全4試合を勝ち続けていた高梨沙羅の連勝を止めた。

ジャンプ週間インスブルック大会　ファンネメルが予選1位

第62回スキージャンプ週間の3回目の試合に向けて、今日（1/3に）行われたインスブルック大会予選で、アンダース・ファンネメル（ノルウェー）が予想外の1位となった。ファンネメルは127.0mのジャンプで126.8ポイントを獲得し、123.5m飛んだ現在ジャンプ週間総合ランキング1位のトーマス・ディートハルトに0.4ポイント差で勝った。

Ｗ杯チャイコフスキー大会でも高梨が優勝！

高梨沙羅は、今シーズン4回目のワールドカップ女子スキージャンプ戦でも優勝した。チャイコフスキー（ロシア）で行われる全2試合のうちの1試合目で、高梨は99.0mと96.5mのジャンプを見せ232.6ポイントを獲得して、2位のカリーナ・フォクト（独）に僅差ながら上回った。フォクトは100.5mと98.5mと飛距離を伸ばし、わずか0.9ポイントだった。3位に着いたのは開催国ロシアのイリーナ・アワクモワで、3回連続の表彰台となった。

強風で危ぶまれるジャンプ週間

オーバースドルフとガルミッシュ＝パルテンキルヒェンでのドイツ戦で華々しく始まったスキージャンプ週間は、伝統的に3試合目の開催地となっているインスブルック（オーストリア）に続くが、責任者たちにとって、天気予報が頭痛の種となっている。

W杯ジャンプ週間インスブルック大会・注目データ

ディートハルトとモルゲンシュテルンがガルミッシュ大会制覇！

ジャンプ週間ガルミッシュパルテンキルヒェン大会（独）の元旦ジャンプで、トーマス・ディートハルト（オーストリア）は初のワールドカップ優勝を勝ち取り、同時にジャンプ週間総合ランキングでトップに躍り出た。会場では応援していた両親が感動の涙を浮かべ、21歳のディートハルト自身もこの幸運が信じられないようだ。「すごいことだと思う。こんなにいいジャンプが見せられてすごく嬉しい。今はとにかく何もかもうまくいっている。会場の雰囲気も気持ちを盛り上げてくれているし、とても満喫している。」とインタビューに応えた。

FIS・Ｗ杯女子チャイコフスキー大会プログラム