01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
全リザルト » |
1月31日(日)のワールドカップ札幌大会第2戦の後にも、葛西紀明には特別な予定があった。葛西はギネス世界記録に認定されたのだ。
43歳の葛西は、彼の卓抜したスポーツの成績で二つの公式な表彰を受けた。
一つは、FIS(国際スキー連盟)ノルディックスキー世界選手権最多出場(1989年から2015年の間に12大会参加)、二つ目はFISスキージャンプワールドカップ最多出場だ。葛西紀明は488試合出場でこの表彰を受けたが、今回の札幌大会2試合を含めると既に490試合を達成しており、更に記録を伸ばすことになるだろう。
5つの歴史的快挙
葛西紀明が立てたのはこの二つのギネス記録だけではない。ロシアのリュージュ選手であるアリベルト・デムチェンコと共に冬季五輪最多出場(7回)の記録を保持している。
2014年に行われたソチ冬季五輪団体戦では、葛西は41歳256日で銅メダルを獲得し、冬季五輪スキージャンプの最年長メダリストとなった。その2日前にはラージヒル個人戦で銀メダルも獲得した。
更に葛西は、スキージャンプワールドカップ(W杯)最年長優勝記録保持者でもある。W杯通算17勝のうち、最近の勝利は2014年11月のフィンランド・ルカ戦で挙げた。
葛西は、「子供の頃は負けるのが、何にしても大嫌いだった。それが私の成功の秘訣なのかもしれない」とギネス世界記録公式サイトで明かしている。
<guinnessworldrecords.com>
先週末は、W杯札幌大会での3位と4位入賞と、ギネスの表彰に並んで、葛西紀明にとって第1子となる長女の誕生が本当のハイライトとなったであろう。
「1月30日(土)の早朝3時50分に待望のベイビーが産まれました!3060gでした!母子共に元気です。家族が一人増えたという事で益々頑張り甲斐があります!」と、葛西はオフィシャルブログで報告した。
Photos 1, 2: (c) Guinness World Records
Photo 3: (c) ameblo.jp/nori66nori/