01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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2013夏の女子スキージャンプで絶好調を続ける高梨沙羅。2戦行われるFISグランプリ アルマティ大会(KAZ)初戦で、圧倒的な勝利を収め、他を大きく引き離していることを再度証明した。16歳の高梨はこの勝利で、明日の最終戦を前にして、FISグランプリ総合優勝を決めた。
高梨は102mと105.5mを飛んで244.5ポイントを獲得。フランスのコリーヌ・マテル(99.5 m/98 m; 230 ポイント) が2位、高梨のチームメイトである山田優梨菜(98m/100.5 m; 220.4ポイント)が3位となり、昨冬のワールドカップ総合優勝を飾った高梨の優勝を脅かすことはできなかった。
「今日はコンディションがとても難しく、多くの選手がバーの上で待たなくてはならなかった。自分のパフォーマンスに集中するよう努力して、2本ともいいジャンプをまとめることができた。」と競技終了後高梨は語った。
コリーヌ・マテルも結果に満足した様子で「1本目はとても良かったが、2本目はまあまあだった。自分のジャンプが高いレベルのものだったので、とても満足している。表彰台の頂点に立つためには、まだやらなくてはいけないことがあるのはわかっている。でも今日の結果は、自分が正しい方向に進んでいることを表している。今日は自分にとっていい日だった。」と語った。
山田優梨菜にとっては、この日の3位がキャリ初の表彰台となった。17歳の山田にとって、これまではヒンターツァーテンでの10位が最高位だった。「自分にとって初めての表彰台で、自分にとって大切な一歩だと思う。」と語った。
ニジニ・タギル大会(RUS)で2勝をあげたあと、高梨にとってはこれで3連勝。総合425ポイントとして、最終戦を待たずして、グランプリ総合優勝も手にした。コリーヌ・マテルが総合2位(289ポイント)、スロベニアのカティア・ポズンが3位につけている(206ポイント)。
スロベニアチームは表彰台こそ逃したものの、4位のエヴァ・ロガールを筆頭に力強いチームパフォーマンスを見せた。カティア・ポズン、ウルスラ・ボガタイ、スペラ・ロゲリが、6位から8位まで続いた。
ドイツチームのトップはスヴェンヤ・ワースの9位。ロシアのイリナ・アヴァクモヴァも10位と健闘。5位には、フィンランドのユリア・キッカネンが入って、この夏のベストリザルトとした。
カナダ勢トップは田中温子の13位。チェコチームは、ミカエラ・ドレゼロヴァの14位がトップ成績。エヴェリン・インサムはイタリア勢トップの17位。アメリカ勢トップは、ジェシカ・ジェロームの18位だった。