01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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スキージャンプの試合の中でもこの一大イベントは、唯一無二で、不可思議で、ことのほか予測がつかないものであり続ける。
スキージャンプ・フィーバーは高まるばかり:12月28日(月)に64回目のスキージャンプ週間が幕を切られる。この名高いスキージャンプ・イベントでは全世界のトップジャンパー達がただ一つのことをかけて戦う。それは勝利。
「飛んで、勝つ」をモットーに、毎年世界のトップスキージャンパー達がこの伝説的なジャンプ週間に全力をかけて臨む。
ジャンプ週間は参加者にいつも優しいとは限らず、そこで思いもよらない展開が生まれたりもする。
はじめが肝心
開幕戦で良いパフォーマンスを見せることが、スキージャンパーにとって、ジャンプ週間優勝への素晴らしい土台となる。最近10年で、総合優勝した10人中9人までが初戦のオーバーストドルフで表彰台に立っている。唯一の例外は、ノルウェーのアンダース・ヤコブセン(2006/07シーズン)で、4位だった。オーバーストドルフでトップテンに入れなかった選手は通例、既に負けたことになる。少なくとも過去45年はそうだった。ちなみに、ジャンプ週間の覇者になった者は、18年連続オーバーストドルフ戦で最低5位までに入っている。
シャッテンベルク:ドイツ人のためのジャンプ台
第1戦が行われる、オーバストドルフ(独)のシャッテンベルクジャンプ台では、ドイツ選手が合計20人優勝しており、ここでの最多記録となっている。オーストリアとフィンランドが各12回、開幕戦で優勝している。ドイツの視点から見ておもしろいのは、オーバーストドルフで優勝したドイツ選手が最終的に総合優勝したのは7人だということ。最近でそれを果たしたのは、全4勝を飾ったスヴェン・ハンナヴァルト(2001/2002)だ。その1年後にもハンナヴァルトがオーバーストドルフ戦で優勝したが、総合優勝はしなかった(ヤンネ・アホネン)。
開幕戦が好調でも成功は約束されない
オーバーストドルフでの開幕戦でうまくいったとしても、ジャンプ週間を制覇できるとはまだまだ決まらない。63年のジャンプ週間史上、オーバーストドルフ戦の勝者が最後にジャンプ週間総合優勝を飾ったのは25回で、40%にあたる。
その視点で見て特に成功しているのはオーストリアで、シュテファン・クラフト(2014/15)、グレゴア・シュリレンツァウアー(2011/12)、トーマス・モルゲンシュテルン(2010/11)、アンドレアス・コフラー(2009/10)が、シャッテンベルクの初戦で優勝し後に総合優勝のタイトルも果たした。
ベルクイーゼルジャンプ台:成功への跳躍台!
第3戦、インスブルック(オーストリア)のベルクイーゼルジャンプ台で優勝した合計31人の選手が、ジャンプ週間の総合優勝も達成し、最多記録となっている。そこで一番成功しているのは8回優勝しているドイツと、7勝のオーストリアだ。大会史上、1回だけインスブルック戦でトップテンに入らなかった選手がジャンプ週間総合優勝を飾ったことがある。それはノルウェーのインゴルフ・モルク(1971/72)だった。
ビショフスホーフェン:オーストリアのお気に入り
ジャンプ週間最終戦が行われるビショフスホーフェン(オーストリア)のパウル・アウサーライトナージャンプ台は、明らかにオーストリア選手のためのジャンプ台だと言える。合計23回、オーストリア選手が勝っており、12勝のノルウェーと10勝のドイツのおよそ倍の勝数となっている。
「スキージャンプのオーストリア」はパルテンキルヒェンでもトップ
2戦目が行われるガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ)の大オリンピックジャンプ台でも、オーストリアチームの選手が計14勝でトップだ。僅差の13勝でドイツチーム、12勝でノルウェーが続いている。
総合優勝のミステリー
4つのジャンプ台、各試合の優勝が必ずしもジャンプ週間の成功を約束するとは限らない。それを証明したのはインゴルフ・モルク(ノルウェー、1970/71)、笠谷 幸生(日本、1971/72)、カール・シュナーブル(オーストリア、1974/75)、トニー・インナウアー(オーストリア、1975/76)だった。それぞれ3勝したにも関わらず、そのうちの一人としてジャンプ週間の覇者とはならなかった。
不思議なのは、ジャンプ週間史上8人のジャンパーが1勝もせず総合優勝を決めていることだ。一番最近の例は、ヤンネ・アホネンで、1998/99シーズンにシリーズ4戦中1勝も決めず総合優勝を挙げた。
完全制覇
63年の歴史の中、ジャンプ週間シリーズ全4試合で優勝したのはたった一人、スヴェン・ハンナヴァルト(独)だ。ハンナヴァルトは2001/02シーズンに全てのジャンプ台で優勝し、ジャンプ週間史上唯一の完全制覇を果たしたジャンパーとなっている。
インフォメーション:
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Telefon +49 (0) 8821/2003, Fax +49 (0) 8821/53429
info@vierschanzentournee.com. www.vierschanzentournee.com
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Telefon +49 (0)8322/8090-300, Fax +49 (0) 8322/8090-301
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