01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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グランプリ個人戦アインシーデルン大会でグレゴア・シュリーレンツァウアーが優勝した。112.5mと115.5mの飛距離を出して412.5ポイントを獲得したW杯優勝最多記録保持のこの選手は実に3年ぶりにサマー大会での優勝を果たした。
シュリーレンツァウアーはベルクッチに「表彰台の一番上に立てるのはいつでもいいものだが、まだ夏。勝負は冬だと思う。ただグランプリでの優勝は随分久しぶりだし、やっている方向性が正しいということなのでとても嬉しい。今日の試合のレベルは非常に高く、すこしのミスも許されなかった。」と語った。
ツィラは再び2位
2位になったのはヴィスワでのグランプリ開幕戦でも2位だったツィラ、「こんなにいいリザルトを出せるとは思わなかったので嬉しい。僕たちは明日クシュベルに移動してそこでの次のグランプリ大会まで合宿をする予定。」とベルクッチに話した。ツィラは113.5mと115.5mを飛んでシュリーレンツァウアーに6ポイント差だった。3位には予選優勝者だったオーストリアのハイベックが112.5mと112mを飛び、404.3ポイントで入賞。「何も期待しないでここに来たが、トレーニングで良いジャンプが出来ていた。試合でも上手くいって嬉しかった。」とベルクッチに語った。
フライタク、表彰台を逃す
僅差で表彰台を逃したフライタクは4位。本戦ファーストラウンドでその日の最長不倒だった116mを飛び、トップに躍り出たが、ファイナルでは112mにおわり、また予選ポイントが足りなかったため入賞を逃した。ポーランドはチーム的に強さをみせ、カミル・シュトッホが5位、ダビッド・クバッキが13位、マルチェイ・コットが21位だった。オリンピックメダリストのシュトッホは111mと113m、393ポイントと表彰台までは遠く及ばなかった。スロベニアのベテラン、イェルネイ・ダミヤンは391.7ポイントで6位、またチームメイトのペーター・プレウィッチは387.5ポイントで7位だった。
ノルウェーベストはタンデ
ダニエル-アンドレ・タンデは初めてのグランプリ大会参戦にもかかわらず、8位でこの日ノルウェーのベスト選手となった。ジャンプ週間優勝のトーマス・ディートハルト(380.6ポイント)は9位、デシュバンゲン(380.3ポイント)でスイスのベストとなり9位でトップ10入りをはたした。
ドイツの若手ドミニク・マイレンだーも初出場で好成績を残し12位、その他のドイツ選手もダニエル・ヴェーニッグ、オリンピックメダリストのマリヌス・クラウス、アンドレアス・ヴァンクがそれぞれ13、16、20位だった。
ホーファーが新方式に関して初めての見解を示す
FISのレースディレクター、ヴァルター・ホーファーは大会後、新方式に関して初めて見解を示した。「スポーツ的には特に欠点は見受けられないが、いくつかの点で制限されている。会場やテレビでの観客への情報などにおいてまだまだ改善が必要だ。」と話した。
次のグランプリ大会はフランス、クシュベルで来週金曜日に開催される。