FIS Grand Prix 2014

作成: 24.07.2014 12:29 / cy

2014年夏、FISグランプリシリーズは全10戦（個人戦9戦とチーム戦１戦）が行われる。開催地は全部で7カ国。グランプリ大会はポーランドのヴィスワで今週末に開幕する。

ヴィスワにあるヒルサイズ134mのアダム・マリッシュシャンツェでは7月25日金曜日に団体戦、26日土曜日に個人戦が開催されるが、例年のごとく多くの観客が期待されている。ソチの金メダリストのカミル・シュトッホがオリンピック以降初めて自国開催の国際大会に出場するため、ポーランドのファンはソチのヒーローを一目見ようと殺到することだろう。

２週間後（8月9日）にはスイスのアインシーデルン、8月15日にはフランスのクシュベルとヨーロッパ出の大会が続くが、その翌週の8月23・24日には日本の白馬で開催。日本のファンもレジェンド葛西紀明、とそのジャンプを心待ちにしていることだろう。この6月に42歳になった葛西は昨シーズンにはクルムのスキーフライング大会での優勝、オリンピック個人銀メダル、団体銅メダル獲得など素晴らしい成績を残している。

白馬大会の後はすこし間があき、9月21・22日にカザフスタンのアルマティで、そして9月28日にオーストリアのヒンツェンバッハ大会と続き、10月4日にグランプリはドイツのクリンゲンタルで最終戦を迎える。

グランプリ大会のカレンダーは右のリンクを参照: SGP Kalender »

2014年グランプリシリーズの優勝候補を特定するのは開幕するでは難しく、初戦から最終戦まで目が離せないだろう。

特に注目したいのは試合方式のテストだ。冬のフライング大会のため新システムが試験的にグランプリでテストされる。48選手が予選通過（冬のフライングでは40選手）し、予選のリザルトで12選手ずつのグループに分けられる。各グループ内で戦い、そのうち各グループの上位6名、合計24選手が決勝に進出するという方式である。最終リザルトには予選のポイント、ファーストラウンド、ファイナルラウンドの３本のジャンプの得点の合計で争われる。

女子のグランプリ大会は9月のアルマティで２戦が開催される。

01	Hoerl, J.	285.3
02	Paschke, P.	277.8
03	Tschofenig, D.	273.8
04	Kraft, S.	273.1
05	Deschwanden, G.	259.7
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01	Paschke, P.	180	0
02	Hoerl, J.	145	3
03	Tschofenig, D.	140	1
04	Kraft, S.	100	0
05	Ortner, M.	92	2
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01	Österreich	717	0
02	Deutschland	513	0
03	Norwegen	406	0
04	Slowenien	196	0
05	Japan	135	0
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01	Schmid, K.	238.9
02	Freitag, S.	236.1
03	Eder, L.	231.7
04	Kvandal, E.	230.1
05	Midtskogen, I.	226.6
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01	Schmid, K.	180	1
02	Freitag, S.	140	1
03	Prevc, N.	124	2
04	Eder, L.	96	3
05	Stroem, A.	90	1
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