01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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今季ワールドカップ女子最終戦が3/22(土)にプラニツァ(スロベニア)で行われ、再び高梨沙羅が優勝を決めた。これで高梨は今シーズン全18試合のうちの15試合で勝利を飾ったことになる。
高梨は、135.0mと132.5m(271.6ポイント)で、またも他に大差をつけての圧勝となった。2位は128.5mと125.0m(244.9ポイント)のジャンプを見せた伊藤有希で、日本が3試合連続で1位・2位を独占した。
ジュリア・クレア、初の表彰台
3位についたのは131.5mと124.0m飛んだジュリア・クレア(仏)で、伊藤に5.6点差で、初めてのW杯表彰台登壇を祝った。リーネ・ヤール(ノルウェー)は1回目では122mで11位だったものの、2回目で126.5mを出し232.6ポイント獲得となり4位まで追い上げ、今季自己最高成績となった。その0.6点差でジェシカ・ジェローム(米)が5位に入り、アメリカ勢トップだった。6位はマヤ・ヴティッチ(スロベニア)とウルリケ・グレッスラー(独)が227.5ポイントの同点で入賞した。アンナ・ヘーフェレ(独)は224.8ポイントで8位につき、今シーズンの自己最高成績を出した。マーレン・ルンドビー(ノルウェー、222.8ポイント)が9位、イリーナ・アワクモワ(露、219.7ポイント)が10位でトップ10に入った。
イラシュコ=シュトルツとフォクトは欠場
11位のカティア・ポズン(スロベニア)に続き、ソチ五輪女子ジャンプのメダリストで今回唯一参戦したコリーヌ・マテル(仏)が12位に入った。金メダリストのカリーナ・フォクト(独)も銀メダルを取ったダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)も怪我のため欠場となった。そしてキヤラ・ホルツルがオーストリアのトップとして13位に入った。フランスのレア・ルマーレが14位、イタリア勢のトップだったのは今回もエヴェリン・インサムで15位、ユリア・キッカネンがフィンランド勢のトップで16位についた。チャコ・チームで唯一ファイナル進出を果たしたミヒャエラ・ドレシャロヴァは26位、スロベニア勢の若手 アーニャ・ヤヴォルセクが29位で、1月のプラニツァ大会ノーマルヒル戦同様、再びW杯ポイントを計上した。
日本が総合成績1位・2位、国別でも総合優勝
W杯女子総合成績では、高梨沙羅が1720ポイントで優勝した。ソチ冬季五輪の金メダリスト、カリーナ・フォクトは806ポイントで、高梨に1000ポイント近くも差をつけらての2位だった。最終戦で伊藤有希(795ポイント)がイリーナ・アワクモワに28点差をつけて3位に追い上げた。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツは682ポイントで5位だった。日本チームは2981ポイントで国別成績でも総合優勝を果たした。ドイツ・チームが2位、スロベニア・チームが3位で今季終幕となった。