01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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2014年スキーフライング世界選手権ハラコフ大会が始まり、個人戦の勝敗を決める全4本中の2本のジャンプが3/14(金)に行われた。前半戦が終わった時点で、セヴェリン・フロインド(独)が余裕を持って首位に立った。
ソチ冬季五輪団体戦の金メダルリストであるフロインドは、今日は203.5mと191.5m、391ポイントとなり、前日の予選で1位だったアンダース・バルダル(ノルウェー)に10.1点差をつけて首位についた。
バルダルは、203.5mと188.0mだった。ペーター・プレフツ(スロベニア)は、1回目は200mのジャンプで首位に立っていたが、2回目は183mで375.6ポイントとなり、3位に下がってしまった。
機を狙う葛西とシュトッホ
プレフツの1点差で4位だったのは葛西紀明(187.5m、193.0m)だった。ソチ五輪2冠のカミル・シュトッホ(ポーランド)は186.0mと190.0mで5位に入り、トップに27.2点も差がついてしまった。チェコ勢のトップだったロマン・コウデルカは363.6ポイントで6位に入った。7位のアンダース・ファンネメル(ノルウェー)は352.5ポイントで、トップのフロインドに既に40点弱の差がついている。
3/13(木)の予選ではバルダルと同点で1位だったディミートリ・ヴァシリエフ(露)は、今日の1回目が終わった時点では4位についていたものの、2回目ではあまり伸びなかった。とは言え、ロシア勢トップの成績で、8位と言えば好成績と言えるだろう。
オーストリアは期待はずれ
オーストリア勢は、メダル争いに加わるのはもう難しそうだ。オーストリアのトップだったのは、9位のトーマス・ディートハルト(249ポイント)だった。
前半戦で予想以上の検討を見せたのは10位に入ったマチェイ・コット(ポーランド)だ。
最近3回のスキーフライング世界選手権の王者達にとっては、初日を終えた時点でメダルの希望はほぼついえたと言える。2010年のチャンピオン、シモン・アマン(スイス)は1位のフロインドに60点差で16位。2008年のチャンピオン、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)は24位といささか期待はずれだった。タイトル保持者であるロベルト・クラニエツ(スロベニア)は29位だった。
ハイエク、恐怖の数秒
アントニン・ハイエク(チェコ)は、明日の後半戦に出場できるか定かではない。今の時点で21位についているハイエクだが、2回目のジャンプを着地まで成功させた後、バランスを崩して転倒し、激しい勢いがついたままフェンスに衝突した。数分にわたる応急治療の後、救急隊員により競技場から運び出された。最初の検査の様子では、重傷はまぬがれたようで、明日(3/15)の試合への参戦にも希望が持てるかもしれない。