01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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3/1(土)に行われたW杯ラハティ大会(フィンランド)ラージヒル団体戦で、オーストリアが優勝を飾った。トーマス・ディートハルト、シュテファン・クラフト、ミヒャエル・ハイボック、グレゴア・シュリレンツァウアーの4人で合計973.5ポイントを獲得し、最後はドイツとノルウェーにはっきりと差をつけた。
「すごくレベルの高い試合だったし、風の条件も難しかった。8本とも完璧なジャンプを見せなくてはだった。だからこそ、優勝できて僕達の喜びもひとしおだ」と、ミヒャエル・ハイボックはインタビューに答えた。オーストリア・チームで最高成績を出したのは、シュテファン・クラフトで、125mと127.5mのジャンプで強さを印象づけた。
猛然と追い上げたドイツ・チーム
ドイツ・チームは、マリヌス・クラウス、アンドレアス・ヴェリンガー、アンドレアス・ヴァンク、セヴェリン・フロインドという編成で、最初は調子が出ず1回目が終わった時点では5位についていた。そこから目をみはる追い込みを見せて総計960.8ポイントで2位にまで上がってきた。ここでも頼りになったのは、130.5mと127.5m飛んだセヴェリン・フロインドだった。ドイツ勢とルネ・ヴェルタ、アンダース・ファンネメル、アンダース・スティエルネン、アンダース・バルダルからなるノルウェー・チームは、ペーター・プレフツの2回目の失敗ジャンプに救われたようなものだ。2位はほぼ確実と思われていたスロベニア・チームだったが、ソチ五輪で銅と銀メダルを取ったプレフツがしくじってしまった。プレフツの他、イェルネイ・ダムヤン、ユーリ・テペシュ、ネイツ・デツマンからなるチームは、最終的に951.3ポイントで、8.7点足りずノルウェーに続く4位に甘んじなくてはならなかった。
フィンランドの強さはコイブランタのおかげ
予想以上の成績だったのは、ラウリ・アシカイネン、ヴィレ・ラリント、ヤンネ・アホネン、アンシ・コイブランタで参戦したフィンランド・チームで、 938.8ポイントを獲得し、5位となった。その中でも特に際立っていたのはコイブランタで、125mと131mで、その回のトップレベルの成績だった。
期待はずれのポーランド
2/28(金)の個人戦同様、ポーランド勢は2017年に世界選手権の舞台となるこのジャンプ台とは相性が合わなかったようで、チェコ(925.5ポイント)の次位となり、886.7ポイントで7位だった。
ソチ五輪団体戦で銅メダルを取った日本チームだが、膝の故障で伊東大貴と葛西紀明が参戦できなかった今回は、8位でよしとしなければだった。ロシアとカザフスタンはファイナル進出を果たせなかった。
W杯ラハティ大会2回目の個人戦は、3/2(日)14:00(日本時間22:00)より開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本との時差は-8時間です。