01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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高梨沙羅はルーマニアでのワールドカップ・スキージャンプで初優勝を飾り、これにより早くもW杯女子個人総合優勝を決めた。
3/1(土)に行われたルシュノフ大会(ルーマニア)初戦で、17歳の高梨沙羅がマーレン・ルンドビー(ノルウェー)と伊藤有希に大差をつけて優勝した。
女子ジャンパーに相次ぐ膝の故障
W杯総合成績2位で、ソチ五輪金メダリストのカリーナ・フォクト(独)は、膝の故障のためこの試合を欠場した。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)とリンジー・ヴァン(米)も、膝の怪我のため今シーズンの残りの試合を欠場することになった。
高梨は、4位に終わったソチ五輪から2週間経った今日、金メダル最有力候補と目されていた本当の実力を示した。高梨は100.5mと99.0mのジャンプで252.0ポイントを獲得し、ルンドビー(96mと89m)に25.6点もの大差をつけた。3位の伊藤有希は95.5mと87.5m、計221.6ポイントで、4位のジュリア・クレア(仏)に4.1ポイント差だった。
その0.7点差で、95mと84mのイリーナ・アワクモワ(露)が5位についた。
今シーズン自己最高成績を出したグレッスラー
6位はフィンランドのユリア・キッカネン(215.7ポイント)だった。その6.3点差で7位になったウルリケ・グレッスラー(独)は、今季自己ベスト成績を出し喜んだ。レア・ルマーレ(209.2ポイント)と、ソチ五輪銀メダリストのコリーヌ・マテル(208.4ポイント)が8位と9位に入り、フランス・チームは好成績となった。スロベニアのカティア・ポズン(205.2ポイント)でトップ10に入った。11位のカタリナ・アルトハウスに続き、12位にももう一人スロベニア選手、マヤ・ヴティッチが入った。エヴェリン・インサムは13位でイタリア・チームのトップだった。リーネ・ヤール(ノルウェー)が14位、ジェシカ・ジェローム(米)が15位だった。16位から26位の間に、ドイツ、ノルウェー、スロベニアの選手がそれぞれ3人入った。
ハラランビーは「ホームゲーム」でファイナル進出ならず
オーストリア勢トップだったキヤラ・ホルツルは27位、チェコのミヒャエラ・ドレシャロヴァは30位で少なくともW杯ポイントを1点計上した。ダニエラ・ハラランビー(ルーマニア)は31位となり、よりにもよって「ホームゲーム」でW杯ポイントさえ取ることができなかった。
W杯ルシュノフ大会、第2試合は3/2(日)13:30(日本時間21:30)から予定されている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本との時差は-8時間です。