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W杯ラハティ大会 セヴェリン・フロインドが再び優勝

作成: 28.02.2014 21:05 / cy

W杯ラハティ大会(フィンランド)では3試合が予定されており、その初戦が2/28(金)に行われた。ファールン大会(スウェーデン)での優勝からわずか48時間後に、セヴェリン・フロインド(独)が再び優勝を飾った。2位は自己最高成績を出したシュテファン・クラフト(オーストリア)、3位はソチ五輪2冠のカミル・シュトッホ(ポーラン ド)だった。

ペーター・プレフツ(スロベニア)は、4位に入り、W杯総合ランキング首位の座を守った。
セヴェリン・フロインドはファールン大会での成功をそのまま引き継ぎ、今日のラハティ大会でも1回目から131mで堂々首位に立ち、ファイナルで127.5m、合計276.6ポイントで、2位のクラフトに11点差で1位になった。「素晴らしい!ここでのジャンプはいつも上手くいくから、このジャンプ台が僕に合っているんだと思う。とても満足している。W杯総合首位の黄色いゼッケンまで、もうそんなに遠くもない様に見えるけれど、カミルに迫る点を稼ぐのはすごく大変なこと。葛西紀明が明日は元気になってくれることを願っている。だって一緒にすごい試合ができるから」と、優勝を喜ぶフロインドは語った。

 

追い上げてきたクラフト

20歳のクラフトは、最初125mで9位についていたが、ファイナルで134mのみごとなジャンプを見せて2位まで追い上げた。カミル・シュトッホは127mと124.5mで259.8ポイント獲得し、4位のペーター・プレフツ(125.5mと123.5m)にわずか0.2点差だった。アンシ・コイブランタ(フィンランド)は、128.5mと126.5mのジャンプで好成績だったが、表彰台までわずか0.8ポイント足りなかった。それでもコイブランタにとって5位入賞は、今季2番目の最高成績だった。

 

強豪オーストリア・チーム
オーストリア・チームは2位のクラフトに加え、トーマス・ディートハルト(254.3ポイント)が6位、ミヒャエル・ハイボック(252.9ポイント)が7位、そしてグレゴア・ シュリレンツァウアー(251.8ポイント)が8位に入り強さを見せつけた。シュリレンツァウアーは、1回目が終わった時点では2位についていた。

9位はノルウェーのアンダース・バルダル(251.7ポイント)、10位はスイスのグレゴア・デシュヴァンデン(242.9ポイント)だったが、同じくスイスのシモン・アマンは32位で本戦進出を果たせなかった。スロベニアのユーリ・テペシュとイェルネイ・ダムヤンが11位と12位に続き、チェコのヤコブ・ヤンダとアントニン・ハイエクが13位・14位と健闘した。ディミートリ・ヴァシリエフ(ロシア)は16位で、12月初頭以来の最高成績となった。

 

ドイツはパッとせず、ポーランドは厳しい結果
フロインドの優勝にもかかわらず、ドイツのチーム成績はまたもや冴えなかった。ドイツ勢の上位2番目だったアンドレアス・ヴェリンガーは18位で、マリヌス・クラウスは23位、ミヒャエル・ノイマイアーが24位、アンドレアス・ヴァンクは26位だった。

フィンランド・チームからは3人がファイナルに進み、5位のアンシ・コイブランタ以外は、ヴィレ・ラリントが27位、ヤンネ・アホネンが28位だった。

ポーランド・チームは、初めてのW杯ラハティ大会で苦い失望を味わった。カミル・シュトッホの他には、ダヴィド・クバツキーしか予選を通過できず、マチェイ・コット、ピオトル・ジーラ、ヤン・ジョブロ、クレメンス・ムランカは本戦出場を逃してしまった。

Stefan Kraft, Severin Freund, Kamil Stoch

 

W杯ラハティ大会は、3/1(土)16:15(日本時間24:15)から団体戦、

3/2(日)14:00からは個人戦がもう1試合予定されている。

 

W杯ラハティ大会2/28個人戦:結果(PDF)

 

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本との時差は-8時間です。

 

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