01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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ソチ五輪で、ノーマルヒルとラージヒルの2大決戦も華々しく終わり、スキージャンプ最後の勝負であるラージヒル団体戦が2/17(月)に行われる。日曜夜に行われた最終トレーニングで、各国はチーム編成の調整を行った。
ドイツ・チームでは、個人戦の後、セヴェリン・フロインドとマリヌス・クラウスが団体戦出場を決めていた。日曜のトレーニングで、アンドレアス・ヴァンクとアンドレアス・ヴェリンガーが強さを印象づけて出場権を得て、リヒャルト・フライタークは見学することになった。
オーストリア・チームは、予想通りトーマス・ディートハルト、ミヒャエル・ハイボック、トーマス・モルゲンシュテルン、グレゴア・シュリレンツァウアーの4人が参戦する。アンドレアス・コフラーは観戦するにとどまる。オーストリアは、過去2回の団体戦で金メダルを取った。もしソチでも金を達成すれば、団体戦で金メダル3個を初めて取る国となる。
ポーランド・チームは、金メダルW受賞のカミル・シュトッホ、マチェイ・コット、ピオトル・ジーラ、ヤン・ジョブロの4人で戦う。カミル・シュトッホは、スキージャンプで全3個のオリンピック金メダルを勝ち取る2人目の選手になれるかもしれない。これまで、その記録を達成しているのは、フィンランドのマッチ・ニッカネン(1988年カルガリー五輪)だけだ。ポーランドはこれまでオリンピック団体戦で一度もメダルを取ったことがない。
強豪スロベニア・チームは、負傷したロベルト・クラニエツに大部分がかかっている。ノーマルヒルでの転倒のせいで左膝に問題があるものの、ヤカ・フヴァラを抑え出場を決めた。ペーター・プレフツ、ロベルト・クラニエツ、イェルネイ・ダムヤン、ユーリ・テペシュの編成でスロベニア勢はメダルを狙ってくる。
大注目株は日本チームだ。葛西紀明、伊東大貴、竹内択、清水礼留飛の4人は、ソチのラージヒルでどんどん調子を出しており、メダル争いに真剣に食い込んでくるだろう。
2/17(月)の団体戦は、例年に無い面白さとなるだろう。6チームがそれぞれ金メダル獲得の可能性を持っている。言いかえれば、反対の結果、つまり、3つの最有力チームがメダルを逃す事も有り得るということだ。ポーランド、日本、ドイツ、オーストリア、スロベニア、ノルウェーの6ヶ国が上位を争い、その内の3チームしかメダルが取れないのだ。