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世界ジュニア選手権女子団体戦、日本が金!

作成: 30.01.2014 15:38 / cy

ジュニア世界選手権のジャンプ女子団体戦で日本チームが世界チャンピオンとなった。気温マイナス3度、良好な天候条件の中、昨日の女子個人戦でジュニア世界チャンピオンとなった高梨沙羅を含む日本チームが、初めから他を寄せ付けず首位を守った。イタリアのヴァルディフィエンメで開催されている2014年ジュニア世界選手権で、高梨は2冠を達成したことになる。高梨にとっては、これでジュニア世界選手権の4タイトル目となった。

木曜(1/30)に行われた試合で、高梨沙羅を筆頭とした日本のジュニアチームが女子スキージャンプ団体戦で優勝を飾った。高梨沙羅、伊藤有希、山田優梨菜、岩佐明香のメンバーは合計906.3ポイントを獲得し、FISジュニア世界選手権で初めてのこのタイトルを勝ち取った。

 

高梨と伊藤の際立つ強さ
高梨だけで無く、他の日本人選手もそれぞれ強いジャンプをみせ、一度も他に首位を譲らなかった。最終的に、2位に43.9ポイントもの差をつけ、日本チームの圧勝となった。

個人戦でジュニア世界チャンピオンになった高梨はもとより、伊藤有希も好調で、2回のジャンプで高梨にたったの5.5ポイント差という成績を出し、今日が個人戦であれば高梨に続く2位となっていた強さをみせた。
「今日の結果を出せてチーム全員がとても喜んでいる。私にとっては初めてのジュニア世界選手権だから、更に特別な一日だった。これ以上喜べないぐらい嬉しい!」と、伊藤は試合の後で喜びを語った。

 

スロベニア勢、本人達もビックリの快挙
女子団体戦2位はスロベニア・チームが着いた。スペラ・ロゲリ、アーニャ・ヤヴォルセク、バルバラ・クリネッチ、ウルサ・ボガタイのメンバーで862.4ポイントを出し、3位のフランス・チームに20.5ポイント差で2位だった。スロベニア勢では247.4ポイントのウルサ・ボガタイが最高成績を収め、チーム成績に貢献した。

「これは本当にすごいこと。特に、ここでメダルが取れるとは思ってもいなかったから、私達はみんな大感激!これからの試合に向かうモチベーションと自信になると思う。」と、スペラ・ロゲリが今日の試合を振り返った。

Team Japan

 

強豪フランス
フランス・チームは最終的に841.9ポイントを計上した。コリーヌ・マテル、ジュリア・クレア、マリー・オヨー、レア・ルマーレの4人が優秀なチーム成績を収めた。フランス勢で特に強かったのはコリーヌ・マテルとジュリア・クレアだった。

コリーヌ・マテルは、「団体戦は個人戦とは全然違う。今日の自分のジャンプが個人戦の時より良かったかは分からないけれど、とにかく良いジャンプができた。チームにとって素晴らしい成績で、みんなで喜んでいる。」とインタビューに答えた。

 

女子団体戦4位はドイツ

ドイツ・チームは3位に大きく差をつけられ、4位に終わってしまった。カタリーナ・アルトハウス、ジャニナ・エルンスト、ヴェロニカ・ツォーベル、アンナ・ループレヒトの4人で合計817.7ポイントとなった。

5位がオーストリア、6位がオーストリア、7位がチェコだった。


 

 

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