01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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ワールドカップ女子プラニッツァ大会(スロベニア)で前日に続き2勝目を遂げたダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)は、接戦が予想されるソチ・オリンピックのメダル候補に乗り込んできた。土曜(1/25)の試合同様、高梨沙羅とカリーナ・フォクト(独)は2位と3位に甘んじなくてはだった。
イラシュコ=シュトルツは、102.5mと101.5mのジャンプで246.8ポイントを獲得し、今季のW杯2勝目をパーフェクトに飾った。高梨は101.5mと98.5mでイラシュコに3ポイント足りなかった。カリーナ・フォクトは100.0mと99.0mで241.3ポイントだった。
上位11までに4人のスロベニア選手
伊藤有希は、95.5mと97.0mで、7.6ポイントの差で表彰台を逃し4位となった。マヤ・ヴティッツ(スロベニア)は、98.5mと96.5mで233.3ポイントとなり、0.4ポイント差で伊藤の後に着いた。231.3ポイントで6位だったマーレン・ルンドビー(ノルウェー)は、 4試合連続でトップ10入りを果たした。コリーヌ・マテル(仏)は3点足らず7位となった。スロベニア勢は、プラニッツァでの「ホームゲーム」でウルサ・ボガタイ(227.4ポイント)が8位、カティア・ポズン(219.4ポイント)が9位、スペア・ロゲリ(215.7ポイント)が11位、と優秀なチーム成績を収めた。ジュリア・クレア(仏)は10位で2年ぶりの自己ベスト成績となった。
不調のアワクモワ
ロシアのイリーナ・アワクモワは、オリンピックを目前にして、少しリズムを崩してしまった様子だ。アワクモワは、これまで今シーズン6試合連続で表彰台をあげていたが、今回は12位で、土曜の試合同様、表彰台を逃した。ドイツ・チームは、3位のカリーナ・フォクトの他に、ロマーナ・シュトラウプが15位、ウルリケ・グレッスラーが17位、ユリアーネ・サイファートが18位に入り、今日の試合でもまた安定した強さをみせた。20位だった岩淵香里は、4試合連続でW杯ポイントを計上した。オーストリア・チームでは、16歳のエリーザベト・ラウダシュルがW杯2回目の参戦にして23位という好成績を出し、ソニヤ・ショイチュが30位で今季初のW杯ポイント獲得となった。カナダのジャスミン・セパンジュも今週末の試合でW杯デビューし、27位に入った。
高梨は引き続きW杯総合トップ
W杯総合ランキングでは、高梨沙羅が1020ポイントで2位のカリーナ・フォクト(666ポイント)を寄せ付けず首位に立っている。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツは今回の2連勝で522ポイントとなり、3位にのし上がってきた。イリーナ・アワクモワ(493ポイント)は4位に下がってしまった。
来週末には、事実上ソチ・オリンピック本番直前リハーサルとなるヒンツェンバッハ大会(オーストリア)が行われる。