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札幌大会2戦目、スロベニアが表彰台独占

作成: 26.01.2014 07:21 / cy

ワールドカップ札幌大会2戦目で、イェルネイ・ダムヤン、ペーター・プレフツ、ロベルト・クラニエツの3人がスロベニア・チームに独占勝利をもたらした。イェルネイ・ダムヤンは138.0mと134.0m、255.0ポイントで初めてのW杯優勝を果たした。その0.6ポイント差で2位のペーター・プレフツ(124.0mと137.5m)は、土曜(1/25)の優勝で手にしたW杯総合トップの座を守った。

ロベルト・クラニエツは、126.0mと137.0mのジャンプで253.3ポイントを獲得し、このオリンピック・シーズンで初の表彰台をあげた。順位は逆だったがダムヤンとプレフツは土曜の試合でも表彰台に上がった。

 

第2試合後のコメント »

 

ノイマイアーとコフラーも上位に

好調を保っているミヒャエル・ノイマイアー(独)は、133.5mと134.0m、249.8ポイントで4位につき、今季の自己最高成績を出した。

アンドレアス・コフラー(オーストリア)は、1回目で今日の最長距離の140.0mを出し首位に着いていたが、ファイナルでは130.0mで、ノイマイアーに2.9ポイント差で5位になってしまった。

同じ運命をたどったのは、昨年の札幌大会を制覇したヤーン・マトゥラ(チェコ)で、1回目ではトップに着いていたが、2回目で243.0ポイントとなり7位に終わった。葛西紀明は地元での優勝を狙っていたが、245.2ポイントで5位に入った。マルクス・アイゼンビッヒラー(独)は、土曜に引き続き自己ベストの8位になった。ネイツ・デツマンも9位に入り、スロベニア勢で4人目のトップ10入りとなった。

 

日本の成績を彩った伊東と清水
伊東大貴と清水礼留飛が10位と11位に続いた。カール・ガイガーとダニー・クエックが12位、15位とドイツ2軍として良いチーム成績を収めた。渡瀬雄太と竹内択が13位と14位に着いたことにより、トップ15に日本人が5人も入った。17位のグレゴ・デシュヴァンデン(スイス)はスイス勢で唯一W杯ポイントを計上した。同じく19位のロバート・ヨハンソンはノルウェーに唯一のW杯ポイント加算を果たした。もう少し上位を狙えると思っていたオーストリアのマヌエル・フェットナーとマヌエル・ポッピンガー、ヴォルフガング・ロイツルは20~22位に終わり少しがっかりだ。イタリアはロベルト・デラセガとダヴィデ・プレサドラが26位と27位で、W杯ポイントを加算することができた。

 

プレフツがW杯総合首位
W杯総合成績では、ペーター・プレフツは812ポイントで、2位のカミル・シュトッホ(721ポイント)への差を少し広げることができた。3位のグレゴア・シュリレンツァウアーが670ポイント、そのわずか22ポイント差で4位に葛西紀明が着いている。

 

来週末に、ソチ五輪の前哨戦となるヴィリンゲン大会が行われる。

 

W杯男子札幌大会1/26:結果(PDF)

 

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