01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
全リザルト » |
ソチ・オリンピック前、最後の団体戦がザコパネ(ポーランド)で行われ、スロベニア・チームが優勝を決めた。ロベルト・クラニエッツ、ユーリ・テペシュ、イェルネイ・ダミヤン、ペーター・プレフツからなるスロベニア勢が、最後の追い込みで1059.6ポイントとなり、2位になったドイツ・チームを抑え優勝した。スロベニアは、1回目ではまだ4位だった。オーストリアは3位に着いた。
ドイツ・チームは、前日にザコパネ個人戦予選3位の成績で最後のオリンピック出場権をものにしたアンドレアス・ヴァンク、リヒャルト・フライターク、アンドレアス・ヴェリンガー、セヴェリン・フロインドが参戦し、長い間首位を守っていた。しかし最後は、フロインドがプレフツとの直接対決で打ち負かされてしまった。1047.9ポイントで2位になった。
オーストリアは優勝争いには加われなかった。ミヒャエル・ハイボック、新人マヌエル・ポッピンガー、今季ジャンプ週間総合優勝のトーマス・ディートハルト、グレゴア・シュリレンツァウアーからなる若手オーストリア・チームは、強豪ポーランドとの対決だった。最終的には、ファイナルでシュリレンツアゥアーがカミル・ストッホよりタフなところを見せ、1033.0ポイントとなり、6.3ポイント差で開催国ポーランドに表彰台を渡さなかった。
ポーランド・チームは、クレメンス・ムランカ、ダヴィエ・クバツキ、ヤン・ジオブロ、世界王者カミル・ストッホが参戦したが、ムランカは最初のジャンプで118.5mしか出せず、優勝への望みは薄くなったものの、最後まで健闘した。W杯優勝記録保持者シュリレンツァウアーとのファイナルでの一騎打ちでは、カミル・ストッホは差を付けられてしまい敵わなかった。
ノルウェーとチェコは脱落
表彰台をかけた争いに加われなかったのは5位のノルウェー。アンダース・ファネメルだけはコンスタントに成果を出しているが、他のメンバー、ダニエル=アンドレ・タンデ、ルネ・ヴェルタ、アンダース・バルダルはそこそこの結果しか出せず、合計993.3ポイントという結果だった。
チェコ・チームは、952.4ポイントで、ノルウェーにも差を付けられ6位になった。ヤーン・マトゥラは良いジャンプを見せ自信をつけられたが、他のアントニン・ハイエク、ロマン・コウデルカ、ルーカス・フラバの3人は今のところ調子が出ないようだ。
アホネン抜きのフィンランド - ファイナル進出のイタリア
ヤンネ・アホネン抜きでファイナル出場を決めたフィンランド・チームは、それだけでも快挙と言えるだろう。ラウリ・アシカイネン、ヤンネ・ハッポネン、オッリ・ムオトカ、アンシ・コイブランタの4人で計919.4ポイント、7位になった。イタリアはフィンランドに60ポイントもの差を付けられて8位になった。ロベルト・デラセガ、アンドレア・モラッシ、ダヴィデ・ブレサドラ、セバスチァン・コロレドのイタリア・チームは少なくとも2回目の出場権を得て、予選落ちしたロシアとカザフスタンよりはマシだったと言えるだろう。
クバツキが最高ポイント
ザコパネ大会団体戦で、個人的に好成績を出したのは、ペーター・プレフツで、132.0mと131.5mで合計275.5ポイントをスロベニア・チームに計上し、優勝の決め手となった。
ダヴィエ・クバツキも、注目に値する活躍を見せ、131.0mと132.5mでポーランド・チームに今日の最高成績である276.6ポイントをもたらした。
ドイツ・チームは、特にアンドレアス・ヴェリンガーが166.5ポイントと健闘したが、130mと129mで、やはり少し差がついてしまった。
オーストリア勢の中では、グレゴア・シュリレンツァウアーが最高成績で、165.6ポイントを持ち帰った。
W杯男子ザコパネ大会は、1/19(日)14:00(日本時間22:00)からの個人戦に続く。
※注)表記時間は基本的に中央ヨーロッパ時間で、日本との時差はー8時間です。