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高梨、札幌大会制覇!

作成: 12.01.2014 07:19 / cy

高梨沙羅はW杯女子札幌大会の第2試合でも圧勝だった。ワールドカップ総合トップで、W杯7戦中6勝の高梨は、97.0mと91.0mで240.1ポイントを出し、2位のコリーヌ・マテル(仏)に20.3ポイントもの差をつけた。

前季のW杯総合3位だったマテルは、90.0mと91.0mのジャンプを見せ、オリンピック・イヤー初の表彰台となり喜んだ。3位はイリーナ・アワクモワで91.0mと87.5mで215.3ポイントを出し、今シーズン6回目の表彰台を果たした。アワクモワにわずか0.1ポイント差で4位になったカナダの田中温子は、85.0mと91.5mで今季の自己ベスト成績となった。

 

リンジー・ヴァン(米)も、1回目の14位から追い上げ、214.2ポイントで5位に入り、今季の自己最高成績となった。スロベニア勢トップだったマヤ・ヴティッツは6位、その1.3ポイント差でジェシカ・ジェローム(米)は7位に入った。日本の伊藤有希は、1回目で2位だったものの、209.2ポイントで最終的に8位になった。ドイツ・チームでは、土曜の試合で8位だったカタリナ・アルトハウスは今回9位で再び快調を示し、ウルリケ・グレッスラーは10位で今季自己ベストとなったが、W杯総合2位だったカリナ・フォクトは今回は13位で終わった。フォクトは、ファーストラウンドで転倒し25位だったことを考えれば、まずまずの結果となった。

 

ノルウェー勢トップだったリーネ・ヤールは、惜しくもトップ10入りを逃し11位だった。アリッサ・ジョンソンも14位に入り今季の自己ベストとなり、アメリカは優秀なチーム成績を収めた。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)は15位でよしとしなくてはだった。スイス・チームのトップは再びビグナ・ヴィンドミュラーで16位、ユリア・キッカネンは19位でフィンランドの体面をまたなんとか保った。イタリア勢は今回はエヴェリン・インサムが22位、エレナ・ルンガルディアは30位だった。

 

高梨沙羅は、660ポイントで他を寄せ付けずW杯総合首位に立っている。総合2位は435ポイントのアワクモワ、3位が406ポイントのカリーナ・フォクトとなっている。4位のダニエラ・イラシュコ=シュトルツはトップ3に80ポイントも遅れをとってしまい、コリーヌ・マテルは今回の表彰台の成果で275ポイントとなり5位に上がってきた。

 

W杯女子の日本大会は、来週末の蔵王での2試合に続く。

 

W杯女子札幌大会 第2試合・結果(PDF)

 

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