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ディートハルトがまたもや健闘 ー ガルミッシュ大会予選オーストリアが1位

作成: 31.12.2013 19:09 / cy

オーストリアのトーマス・ディートハルトは益々好調だ。ヒンツェンバッハ出身のディートハルト(21歳)は、ジャンプ週間ガルミッシュ=パルテンキルヒェン大会・元旦ジャンプの予選で141.5mを出し一位となった。先日行われたオーバースドルフ大会での3位に続く快挙だ。

ディートハルトが144.8ポイントを獲得して首位に着き、現在ワールドカップ総合ランキングでトップのカミル・ストッホ(ポーランド)は2.3ポイント差で2位となった。開幕戦では思うような結果が出せなかったストッホだが、今日は139.5mまで伸ばし、調子が戻ってきたようだ。3位はトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)で、136m、138.5ポイントだった。

 

今日の勝者、トーマス・ディートハルトは、「本当に嬉しい!すごくいい気分。良いジャンプができたし、何もかもうまくいっている!」と、予選のあと興奮気味に語った。

4位と5位に入ったのはスロベニア勢だった。オーバースドルフ大会3位のペーター・プレフツが137.6位、ロバート・クラニエッツが135.8ポイントで5位だった。現在ジャンプ週間総合でリードしているシモン・アマン(スイス)は133.5ポイントで、ノルウェーのバルダル(135.6ポイント)に続く7位となった。好調のオーストリア勢だが、ミヒャエル・ハイボックも132.1ポイントを稼ぎ8位に入った。

 

アンダース・ファンネメルが9位、アンデシュ・ヤコブセンが14位に入り、バルダルの他にも二人のノルウェー人が好成績を出した。

日本勢は竹内択、葛西紀明、伊東大貴が10位から12位に着いた。ジャンプ週間タイトル保持者のグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)は15位で、明日はミヒャエル・ノイマイヤー(独)と対決することになり、ドイツ対オーストリアの戦いになる。ノイマイヤーの他に9人のドイツ人が本戦出場を決めたが、ドイツ勢の最高順位がアンドレアス・ヴァンクの19位で、チーム・コーチ、ヴェルナー・シュスターは心配顔だ。

 

マルクス・アイゼンビッヒラー(独)対シュテファン・クラフト(オーストリア)、マルティン・シュミット(独)対アンシ・コイブランタ(フィンランド)、セヴェリン・フロインド(独)対竹内択、アンドレアス・ヴェリンガー(独)対ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)、ダニエル・ヴェーニッヒ(独)対シモン・アマン、カール・ガイガー(独)対モルゲンシュテルン、そしてリヒャルト・フライターク対カミル・ストッホ、とドイツ・チームにとって難しい対戦になりそうだ。ドイツ勢の中で、ノックアウト戦で有力候補となっているのは唯一アンドレアス・ヴァンクとマリヌス・クラウスで、それぞれグレゴア・デシュヴァンデン(スイス)とルネ・ヴェルタ(ノルウェー)と対戦する。。

 

トーマス・ディートハルトはフランスのロナン・ラミー=シャプイと一騎打ちすることになる。ジャンプ週間総合2位のアンダース・バルダル(ノルウェー)は、フィンランドのサミ・ニエミとの対決で、北欧同士の戦いとなる。総合3位のペーター・プレフツはチェコのルーカス・フラバと戦うことになる。

本戦は、2014年元旦の14:00(日本時間の22:00)より始まる。

 

 

ガルミッシュ=パルテンキルヒェン大会予選・結果(PDF)

元旦ジャンプ スタートリスト - ノックアウト戦

 

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