ジャンプ週間開幕戦オーバースドルフ大会・注目データ

作成: 24.12.2013 12:05 / cy

Severin Freund

Gregor Schlierenzauer

Anders Jacobsen

シュリレンツァウアーが連続9回目の表彰台を達成すれば、新記録を作ることができる

グレゴア・シュリレンツァウアー（オーストリア）は、ジャンプ週間における試合で、過去8回連続（2年連続全4試合）で表彰台に立っている。前回シュリレンツァウアーが表彰台を逃したのは、怪我のブランクの後に参加した2011年のビショフスホーフェン大会で23位となった時である。

Gregor Schlierenzauer

現在シュリレンツァウアーは、ノルウェーのビョルン・ヴィルコラ（1966~68年シーズンに達成）とフィンランドのヤンネ・アホネン（2004~06年シーズンに達成）と、ジャンプ週間で8回連続表彰台獲得の記録をタイで保持している。シュリレンツァウアーがオーバースドルフで表彰台に立つことになれば、初めて9回連続で表彰台獲得という記録を樹立することができる。シュリレンツァウアーはまた、オーバースドルフ大会で3回優勝という記録にも迫れるかもしれない。

シュリレンツァウアーはこれまでに、ジャンプ週間オーバースドルフ大会で2回（2006年と2011年）優勝しており、3回優勝を果たしたディーター・トーマ（独）とマルティン・シュミット（独）の記録に並べる可能性もある。ジャンプ週間オーバースドルフ大会で2回優勝していて、この記録に並ぶ見込みがある現役選手は、シュリレンツァウアーの他にアホネンとトーマス・モルゲンシュテルン（オーストリア）だ。

もしシュリレンツァウアーがオーバースドルフで3回目の優勝を果たすとすれば、ジャンプ週間中2会場以上で3回以上の優勝を達成する3人目のジャンパーとなる。ヴィルコラがガルミッシュ、インスブルック、ビショフスホーフェンで3回優勝、イェンス・ヴァイスフロッグ（独）はガルミッシュで4回、ビショフスホーフェンで3回優勝している。ビショフスホーフェンで3回優勝しているアホネンも、オーバースドルフで3回目の優勝を果たすとなれば、この記録を達成することになる。

シュリレンツァウアーが、オーバースドルフ大会で一勝すれば、ドイツの両会場で最低3回の優勝を果たすという初記録を樹立できる。

シュリレンツァウアーは、これまでジャンプ週間のドイツ会場で5回優勝を果たし、オーバースドルフでもう一勝すれば、ヴァイスフロッグの6勝に並ぶことができる。

ノルウェーが今季ジャンプ週間で45勝を果たせばフィンランドに追い付く

ノルウェー・チームはこれまでジャンプ週間で44勝しており、ランキングで1位のオーストリア（58勝）、2位のフィンランド（45勝）に続いて3位に着いている (注：ドイツ総合では54勝、内訳は東ドイツ30勝、ドイツ17勝、西ドイツ7勝）。

もしノルウェーがオーバースドルフで一勝すれば、フィンランドに追い付くことになる。

去年はアンデシュ・ヤコブセン（ノルウェー）がオーバースドルフで優勝している。ヤコブセンがもし今年も勝てば、ノルウェーが2年連続で開幕戦優勝を果たす3回目となり、1965年以来の快挙となる。

ノルウェーはジャンプ週間4大会中、オーバースドルフでの10勝が一番低い成績となっている。今年ここで優勝を決めれば、ガルミッシュとインスブルック大会での11勝に並ぶことになる。ノルウェー・チームの最多優勝大会はビショフスホーフェンで、12勝している。

オーバースドルフ大会でのノルウェー・チームの10勝は10人のジャンパーによって果たされている。ヤコブセンが今回もう一勝すれば、オーバースドルフで2回優勝を手にする初めてのノルウェー人となる。ただし、今シーズンのヤコブセンは今の所、最高のコンディションとは言えない。

ノルウェーのトップ・ジャンパー、アンダース・バルダルは、ジャンプ週間初優勝を目指して苦戦している。

バルダルは、これまでのジャンプ週間で4回表彰台を達成している。オーバースドルフは彼にとって唯一表彰台をなし得ていない会場だ。バルダルのオーバースドルフでの最高成績は2011年の11位となっている。

ドイツはオーバースドルフでの巻き返しを狙っている

1990年のドイツ統一以来、ドイツ・チームはオーバースドルフで9試合優勝しており、この期間中の最多優勝数をあげている（2位のオーストリアは6勝）。

ドイツは、オーバースドルフ大会で一番良い成績を出している。1990年以来ドイツ・チームはビショフスホーフェンで4回、ガルミッシュで3回、インスブルックで1回優勝している。

オーバースドルフでのドイツの9勝は、全てドイツ統一後最初の13年で果たされている。2002年にスヴェン・ハンナヴァルトが勝って以来、ドイツ勢はオーバースドルフでの優勝を果たせずにおり、表彰台に立てたのも去年3位に入ったセヴェリン・フロインドただ一人だ。

01	Paschke, P.	317.1
02	Tschofenig, D.	309.2
03	Ortner, M.	307.1
04	Kraft, S.	306.0
05	Hoerl, J.	300.9
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01	Paschke, P.	100
02	Tschofenig, D.	80
03	Ortner, M.	60
04	Kraft, S.	50
05	Hoerl, J.	45
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01	Österreich	433	2
02	Deutschland	359	1
03	Norwegen	291	1
04	Slowenien	165	0
05	Japan	121	0
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01	Schmid, K.	238.9
02	Freitag, S.	236.1
03	Eder, L.	231.7
04	Kvandal, E.	230.1
05	Midtskogen, I.	226.6
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01	Schmid, K.	180	1
02	Freitag, S.	140	1
03	Prevc, N.	124	2
04	Eder, L.	96	3
05	Stroem, A.	90	1
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