01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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高梨沙羅は、今シーズン初のW杯女子戦で優勝した。W杯総合優勝タイトル保持者の彼女は、リレハンメル大会で102.0mと96.5mで286.0ポイントを獲得し、102.5m、94.5m、270ポイントのダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)に差をつけた。イラシュコ=シュトルツと同点で予想外に2位に入ったのは、14歳のW杯初出場のドイツ人、ジャニナ・エルンストだ。 97.5m、97.0mを飛び、4位の同ドイツチームのカリーナ・フォクトに0.4ポイント勝った。
前日の金曜に既に混合団体戦で日本チームとして優勝を決めていた高梨は、理想的なシーズンスタートを切って、当然、満足すぎるぐらいだ。
ダニエラ・イラシュコ=シュトルツも、金曜の混合団体戦で表彰台に登った。少なくとも飛距離に関しては不満はなさそうだ。「あんな大怪我をした後に、これだけ良い成績が出せるようになるなんて、もし先に他の人が言ってくれたとしても、とても信じられなかったと思う。次に続く試合に必要な自信がついた。」と語った。
既に10月にはドイツチームで3位に着いていたジャニナ・エルンストは、この幸運が信じられないぐらいだ。「最初のW杯戦で表彰台に立てるなんて、勿論すごく嬉しいこと。でも、5歳の時からやっているんだから、これが自分の成果。この結果はとても嬉しいし興奮しています!」
ドイツチームは全体的に好調だ。カタリナ・アルトハウスは264.7ポイントで、5位のジャクリーン・ザイフリーツベルガー(オーストリア)と3.4ポイント差で6位に入った。スヴェニャ・ヴュルスも11位に入り、コーチのアンドレアス・バウアーも満足している。
スロベニアのエマ・クリネッチは、0.3ポイントの僅差でアルトハウスに届かなかった。同じくスロベニアチームで9位になったマヤ・ ヴティッツも259.5ポイントでトップテンに入った。
フランスのホープ、コリン・マテルは8位だったが、262.4ポイント獲得し、表彰台も夢ではなかった。
このシーズン開幕戦でカナダ勢のトップだったのは、10位のテイラー・ヘンリッチだ。
開催国ノルウェーの選手は、期待されていたアネッテ・サーゲンは27位でがっかりだったものの、マーレン・ルンドビーとヘレナ・オルソン=スンビーが12位と13位に入り、まずまずの結果だった。
イタリアのエレナ・ルンガルディエルは15位で、金曜の混合団大戦の時と同様の頑張りをみせ、ロシアチームの中では唯一、イリーナ・アワクモワが16位と奮闘した。
アメリカのジェシカ・ジェロームとリンジー・ヴァンが19位と22位でオリンピック水準に少し足りなかったかたわら、スイスのビグナ・ヴィンドミュラーは21位でW杯ポイントをいくつか計上した。