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リラハンメル大会での記録

作成: 05.12.2013 17:18 / cy

リラハンメルでの5勝目を狙うシュリーレンツァウアー。

 

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W杯リラハンメル大会で最多の優勝数を誇るグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)だが、この週末その記録を更新する可能性は大である。

 

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ひとつのW杯開催地での優勝回数の自身の持つ記録(ザコパネとプラニッツァ、各5勝)も更に増やすことが出来るかもしれない。

 

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リラハンメルで優勝した場合、3つのW杯開催地で5勝以上をあげた初のジャンパーとなる。2つの開催地で5勝以上をあげているフィンランドのヤンネ・アホネン、マッティ・ニッカネンを引き離し、1位に躍り出ることになる(下記の表を参照してください)。

 

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トーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)とシモン・アマン(スイス)はリラハンメルでそれぞれ3勝をあげているが週末に2勝すれば同様に1つのW杯開催地での最多記録の5勝目をあげることになる。

 

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シュリーレンツァウアーが週末に個人戦2勝をあげた場合、リラハンメルでの優勝が6勝となり、ひとつの開催地での優勝最多記録でニッカネン(札幌大会)についで2位となる。

 

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ノルウェーで16回の表彰台をあげたシュリーレンツァウアーであるが、1つの国での表彰台回数記録の6位となる。週末に表彰台にのぼった場合、1カ国17回の表彰台となり、自身の持つ記録(ドイツで17回)でノルウェーがドイツと並ぶことになる(下記の表を参照して下さい)。

 

1つの開催地でW杯5勝以上をあげた選手とその開催地

# 名前 場所
8 Matti Nykänen (FIN) Lahti
6 Matti Nykänen (FIN) Sapporo
5 Janne Ahonen (FIN) Engelberg
5 Janne Ahonen (FIN Harrachov
5 Roar Ljoekelsoey (NOR) Sapporo
5 Gregor Schlierenzauer (AUT) Zakopane
5 Gregor Schlierenzauer (AUT) Planica
5 Adam Malysz (POL) Oslo
4 Gregor Schlierenzauer (AUT) Lillehammer

 

1つの国での最多表彰台数ランキング

回数 名前 開催国
23 Janne Ahonen (FIN) オーストリア
23 Jens Weißflog (DDR/GER) ドイツ
18 Janne Ahonen (FIN) ドイツ
18 Adam Malysz (POL) ドイツ
17 Gregor Schlierenzauer (AUT) ドイツ
16 Gregor Schlierenzauer (AUT) ノルウェー
16 Adam Malysz (POL) フィンランド

 

 

歴史的な記録を狙うモルゲンシュテルン

 

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トーマス・モルゲンシュテルンはこれまでにリラハンメルで3勝をあげているが、今週末の成績によってはシュリーレンツァウアーのもつ4勝とならぶか、場合によってはそれを超えることも可能である。シモン・アマンも同様にこれまでリラハンメルで3勝をあげている。

 

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モルゲンシュテルンはイエンス・ヴァイスフロッグが持つW杯最多表彰台記録である通算73回にクウサモ大会で並んだ。今週末にヴァイスフロッグを抜いた場合、この記録のランキング第5位となる。

 

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リラハンメルでの個人戦表彰台数7回とモルゲンシュテルンはこの記録で第1位である。ちなみにシュリーレンツァウアーが2位、アマンが3位と続く。

 

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モルゲンシュテルン自身が持つ1開催地での表彰台数記録を更新することが可能である。彼はこれまでに札幌とエンゲルベルグで通算8回の表彰台記録をもつ。

 

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今週末に表彰台にのぼれた場合、モルゲンシュテルンは3つの開催地で8回以上の表彰台にのぼった4人目の選手になる。ちなみにアホネンは5開催地、ヴァイスフロッグとニッカネンが3開催地となっている。

 

ノーマルヒルでのW杯で優勝した選手は7名のみ

 

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土曜日の大会はほぼ1年ぶりのノーマルヒルでのW杯個人戦となる。最後に行われたのは2012年12月9日にソチのオリンピックジャンプ台での大会である。

 

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これまでにノーマルヒルでのW杯で優勝した現役の選手は7名:シュリーレンツァウアー、アホネン、モルゲンシュテルン、アンドレアス・コフラー(オーストリア)、セヴェリン・フロインド(ドイツ)、葛西紀明(日本)、伊東大貴(日本)である。マルティン・シュミット(ドイツ)もノーマルヒルで優勝しているが、今季W杯出場を果たしてはいない。

 

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このうちアホネンはノーマルヒルで3勝をしていてランキング第1位だが、2000年3月以来優勝はない。

 

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リラハンメルのノーマルヒルで優勝した現役選手は現在フロインドのみである。彼は昨シーズンの開幕戦で優勝している。

 

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リラハンメルのノーマルヒル男子個人戦はそれ以前に唯一1995年12月が行われただけである。優勝はミカ・ライティネン(フィンランド)。アホネンはそのとき4位だったが、当時も出場した唯一のW杯現役選手である。

 

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フィンランドがノーマルヒル大会通算37勝でトップ、オーストリアが33勝でそれに続く。

 

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表彰台数はというと、オーストリアが95回でトップ、フィンランド93回と順位が反対になっている。

 

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