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ジッラ(ポーランド)がワールドカップ開幕戦予選一位

作成: 23.11.2013 08:31 / cy

2013/2014冬季シーズン開幕予選で、一位ピオトル・ジッラと、既に本選出場を決めていた同チームメンバーのカミール・ショトフが華々しい成果を挙げた。ルカシュ・クルチェク率いるポーランド・チームが圧倒的なチーム成績を発揮し、興奮のるつぼだ。

ポーランドとドイツチームは、2013年FISグランプリの成功に引き続き、2013/2014年度冬季スキージャンプシーズン開幕戦にて健闘した。既に夏に優位を見せつけていた両チームは、世界のエリートを集めたこの冬季スタートにおよび、圧倒的な強さを見せつけ、上位11位のうち6人までを占めた。

1位のピオトル・ジッラ、3位のダヴィエ・クバツキ、そして5位のヤン・ジオブロをして圧倒的なポーランド勢の強さを強調した。それに加えて、既に本選出場が決まっていたカミル・ストッフの145mの素晴らしいジャンプを果たし、土曜日に行われる団体戦でポーランドチームが表彰台に上る見込みが強くなった。カミル・シュトッフは、「この成績は当然でしょう。そのために私たちは日々努力してきたのですから。私のジャンプも勿論すばらしい出来で、気持ちよく飛べました。チームの調子は良いし、頂点をつかめるでしょう。」と語った。

今日の予選の勝利を踏まえ、いよいよ土曜にヴェルナー・シュスター率いるドイツチームとの決着がつくだろう。ドイツスキー連盟(DSV)の中では、特に若手の活躍が注目をひいた。内部で高評価を受けるマリヌス・クラウスが6位、カール・ガイガーが8位、アンドレアス・ヴェリンガーが11位、そしてグランプリ勝者のアンドレアス・ヴェリンガーが強豪ドイツチームの登場をみせつけた。マクシミリアン・メヒラーも39位にて予選を通過した。

日曜日に行われる個人戦では、既に出場が確定しているミヒャエル・ノイマイアーとセヴェリン・フロインドがスタートラインについている。「若手チームで勝負して、まずは何よりスキージャンプを楽しみたい。僕等の目標は表彰台だ」とはヴェルナー・シュスターの談。

2位のアンダース・ファンネメ(ノルウェー)、4位のアンドレアス・コフラー(オーストリア)、7位のユーリ・テペス(スロベニア)、そしてベテラン選手ヤンネ・アホネンが9位に入り、強い印象を与えた。土曜の団体戦にはスロベニアとオーストリアも上位入賞を狙っている。オーストリアは、139.5mの記録を出したW杯総合優勝のグレゴア・シュリレンツァウアーに期待がかかっている。
 
イェルネイ・ダミヤンはこのシーズン開幕戦にて残念ながら敗退した。今年のFISグランプリ2位だった彼だが、予選は47位に終わった。ルーカス・フラバ、ルネ・ヴェルタ、オリ・ムオトカ等も本選進出を逃した。

スロベニアのプラニカで開催された1994年シーズン開幕以来、初めて中央ヨーロッパで行われた今回の予選は、助走地点の薄い霧、気温2度の中の小雨という条件だった。去年の雪で被われたクリンゲンタールのジャンプ台は完璧に整備され、選手達に冬の条件を提供した。

 

予選結果(PDF)

 

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