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葛西&ダムジャン同点優勝!

作成: 24.08.2013 19:33 / cy

日本の白馬で行われたFISグランプリは、すばらしいスキージャンプショーとなった。3位ポーランドのヤン・ジョブロにわずか0.1ポイント差をつけて、日本の葛西紀明とスロベニアのイェルネイ・ダムジャンがトータル261.2ポイントで白馬大会二日目の優勝を分けあった。

2003/2004シーズン以来ワールドカップに出場している30歳のダムジャンにとっては、これがキャリア初優勝となった。「今日はとてもうれしい。1本目とても悪いコンディションで、まさかこんないい結果を出せるとは思わなかった。とにかくベストの結果を出したいと思っていた。」と、1本目を終わった時点で11位だったダムジャンは語った。

Sieger in Hakuba

 

The results of Jernej Damjan »

 

「もちろん、2本目はとてもいいジャンプができたが、自分が飛んだときのコンディションはまたしてもよくなかった。まさか今日優勝できるとは、夢にも思わなかった。」「この前の冬が苦しいシーズンだっただけに、これは自分にとっては非常に重要で、モチベーションにつながる。コーチ、クラブを変えて、必死に練習を積んだ。それが実を結んだ。」とダムジャンは語った。

Jernei Damian, Noriaki Kasai, Jan Ziobro

 

そしてこの日のもう一人の勝者が、41歳の葛西紀明。白馬大会では2009年以来の優勝で、また一つ歴史に名前を刻んだ。葛西はFISグランプリ史上最高齢勝者となったが、それでも引退などまったく考えていない。「2年ぶりの優勝だが、当時は30代、今回は40代。」と、笑みをうかべながら葛西は語った。「だからすごくうれしい。世界で戦っていけるとわかったし、自信がついた。」

Noriaki Kasai

 

The results of Noriaki Kasai »

 

キャリア初の表彰台となったヤン・ジョブロは競技終了後、喜びと落胆の入り交じった気持ちを語った。ジョブローdは1本目を終わってトップに立ち、2本目でも力強いジャンプを見せた者の、3位に終わった。「もちろん3位という成績と初の表彰台には満足している。でも同時に、勝者との差はわずか0.1ポイントという点は少し残念。でも、今日は紀明とイェルネイのほうが少しだけ良かった。」昨日4位入賞、クーシュベル大会で8位となってすでに注目を集めていた。

 

昨日3位となったチェコのチェストミール・コジセックは、トータル258.4ポイントで4位となり、連日の好成績となった。チェコ勢ではコジセックのほか、ボレク・セドラック(25位)とアントニン・ハイェック(26位)が2本目に進んだ。

 

Video-Interview with FIS race director Walter Hofer

 

スロベニアのロック・ユスティンが5位入賞で、キャリアベストリザルト。前日の勝者クシュシュトフ・ビエグンは6位入賞を果たして、ポーランドチームの見事な好調ぶりを照明した。

 

ドイツ勢トップはマリヌス・クラウスの7位。マルクス・アイゼンビヒラー(19位)、シュテファン・ライヘ(22位)ダニエル・ヴェーニッヒ(28位)と、全員が2本目に進んだ。

 

FISグランプリはロシアのニズニータギルに舞台を移して、9月14-15日に行われる。

 

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