01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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スヴェニア・ヴルス、ウルリケ・グレッスラー、ミヒャエル・ノイマイアー、アンドレアス・ウェリンガーでミックスチーム戦に臨んだドイツチームがグランプリ・クーシュベル大会を制した。トータルで965.8ポイント、2位の日本チーム(伊藤有希、高梨沙羅、渡瀬雄太、竹内択、961.6ポイント)に競り勝った。
今日の競技でツキがなかったのは日本の竹内択だった。ヴァルディフィエメ大会の世界チャンピオンは1本目に転倒、そしてファイナルラウンドでは最終ジャンパーだった竹内のスタート直前にジャンプ競技場の停電により15分の中断が余儀なくされた。これらのハプニングに襲われたにもかかわらず、日本チームは最終的に2位入賞を果たした。
「中断したけれども、集中力は維持出来たと思う。しかし停電による中断が長引いたため、その間シューズを履いたままで足に負担がかかってしまった。自分が飛ぶときシグナルは動いていたが、スタートの役員の方達も焦っている様子だった。シグナルに平行してジュリーから無線でのカウントダウンもしていて、またコーチのフラッグも見ることはちゃんと出来た。チームメイトが1位に順位を上げて来たのに、転倒とハプニングで2位に順位を下げてしまったのはとても悔しいが、この悔しさを次に生かしたいと思う。」と竹内は試合後に話した。
ヴィスワ大会で優勝したアンドレアス・ウェリンガーは安定したジャンプを見せたが、ドイツチームのミヒャエル・ノイマイアーはそれ以上のパフォーマンスを披露し、136.5mと132mと飛距離を大きくのばした。
若手のアンドレアス・ウェリンガーは今回のチームの成功を喜び、「今大会で優勝出来たて素晴らしい気分だ。ミックスチーム戦は男女2人ずつ良い選手を揃えなくてはならないのでとてもスリルある種目だと思う。ドイツにとっては初めての優勝。今日の自分自身のジャンプには満足はしていない。特に1本目は良くなかったが、ファイナルは少し良くなった。明日のここでの試合も素晴らしいものになると思う。」と話した。
3位にはフランスチーム。ファーストラウンドでデコンブが107mと順位を下げてし待ったにもかかわらず、コリーヌ・マテルがすぐに挽回し、表彰台へのることに成功。「今大会で良い試合をしようと思っていた。ヒンターツァーテンでもチームの調子は悪くなかった。地元開催の大会で表彰台に上がれたのは格別な気持ちだし、フランスの男女ジャンプ競技にとっても大切なこと。」とデコンブは話した。
ファーストラウンド終了時点で2位だったカナダはスロベニアに4位をゆずり最終的に5位だった。
木曜日には男女の個人戦が予定されている。