01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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2012/13シーズン終盤にきて、サラ・ヘンドリクソンが絶好調である。ヴァルディフィエメ世界選手権優勝後、ここトロントハイムでも表彰台の一番上に立った。2位と3位には表彰台の常連である日本の高梨沙羅、ジャクリン・ザイフリーズベルガーが入賞。
トロントハイムではW杯女子大会が初めて開催されたが、晴天と大勢の観客に恵まれた大会のその初代優勝を飾ったのはサラ・ヘンドリクソン。ファーストラウンドで101.5mのジャンプを見せ、2位の高梨に0.6ポイント差をつけてトップで折り返した。ファイナルで101m、トータルで283ポイントを獲得し、圧勝した。
「トロントハイムに来たのは初めてだが、素晴らしい一日だった。シーズンも終わりに近づいたがとてもいい感触。オスロのホルメンコーレンが楽しみ。ジャンプ台のサイズがより大きい方が自分にとってはいいと思う。」と微笑んだ。サラ・ヘンドリクソンにとっては今季W杯3勝目となった。
すでに総合優勝を決めている高梨沙羅は2位、ミスをしたと話したもののその表彰台の結果には満足の様子。「残念ながらテレマークを入れることが出来なかったし、2本目はテイクオフで遅れた。それでも表彰台をとれたことが嬉しい。」と話した。高梨はファーストラウンドで105mを飛び、ヒルレコードのジャンプを見せたが、飛型点で減点され2位で折り返し、ファイナルで100m、トータル274.9ポイントをスコア。
3位にはトレーニングですでに好調さを見せていたオーストリアのジャクリン・ザイフリーズベルガー。ファーストラウンドでは99mと4位だったが、ファイナルで102m(271.2ポイント)のジャンプを見せ、ファーストラウンド3位だったジェシカ・ジェローム(アメリカ)を抜いて表彰台を獲得した。「ノルウェーでの初めての表彰台でとても嬉しい。着地以外は自分のジャンプにも満足している。」とコメントした。
中国のキ・リュが7位
4位以降はジェローム、カティア・ポズン(スロベニア)、コリーヌ・マテル(フランス)、キ・リュ(中国)、エヴェリン・インサム(イタリア)、アネッテ・サーゲン(ノルウェー)、カリーナ・フォグト(ドイツ)と実に様々な国がトップ10入りを果たした。特に中国は初めてのトップ10リザルトを出した。
リュブノで総合優勝を決めた高梨沙羅だが、サラ・ヘンドリクソンも総合2位を決めた。コリーヌ・マテル(フランス)が3位で現在4位のジャクリン・ザイフリーズベルガーに16ポイント差である。
この後、W杯女子の会場はオスロのホルメンコーレンへ移るが、そこでは女子W杯で初めてのラージヒル大会となる。トップ30の選手によるファイナルとなる。