01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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予想出来ないほどのエキサイティングな世界選手権最終戦となった。オーストリアチームが7回目の世界選手権タイトルを勝ち取った。ジュリーミーティングの後、銀メダルはドイツ、ノルウェーをおさえて銅メダルはポーランドのものとなった。
オーストリアは7回目のタイトル。ファイナルラウンドの立役者は思いもよらないパフォーマンスを見せたマニュエル・フェットナーであろう。128mのジャンプ着地直後に片方のスキーが外れたが、転倒ラインまでバランスを崩すことなく滑走し続けた。トーマス・モルゲンシュテルンは足の痛みを抱えながらも戦い281.5ポイント(121mと129.5m)とチームに貢献した。ヴォルフガング・ロイツル(130.5mと128m)、グレゴア・シュリーレンツァウアー(124.5mと129m)もベストリザルトを残し、チーム総合で1135.9ポイントをスコアした。
「団体戦に出場出来たことが本当に嬉しい。今日のトップ争いは本当に熾烈だったが、楽しむことが出来た。ファイナルラウンドでテレマークを決めようとして、その際膝に強い痛みを感じたが、シリアスなものではなかった。」とモルゲンシュテルンは話した。
スリルある表彰台争奪戦
ノルウェー、ドイツ、ポーランドで行われた銀・銅メダル争奪戦。最後のジャンパーであったアンダース・ヤコブセン、リヒャルド・フライタク、カミル・シュトッホまで結果は分からなかった。競技が終わってジュリーミーティングが開かれ、リザルトがチェックされた結果、重要な訂正が終了後になされた。
130mを飛んだシュトッホとそのポーランドチームはトータルで1121ポイント。リヒャルド・フライタクとアンダース・ヤコブセンにプレッシャーがかかった。ドイツはこのプレッシャーに打ち勝ち129.5mでポーランドに0.8ポイント差でメダルを獲得した。
ヤコブセンも131.5mといいジャンプを見せた、銀メダルに届くかと見えたが、リザルトチェックがなされたのち、アンダース・バルダルのファーストラウンドのゲートファクターのポイントが訂正されたことから、6.7ポイントを失い、トータルで1117.3ポイントで4位で終わった。
リヒャルド・フライタク以外では、アンドレアス・ヴァンクがドイツチームの立役者だった。この25歳の選手はファーストラウンドで135.5mの大ジャンプを見せて、ファイナルでも126.5m。セヴェリン・フロインド(122mと125m)、ミヒャエル・ノイマイアー(123.5mと126m)がこの団体戦にチームメンバーとして臨んだ。「今回のメダルが本当に嬉しい。みんないいジャンプをしたし、団体戦のメダルはいつも特別なものだ。みんなで祝いたい。」とフライタクは試合後にコメントした。
ポーランドチームは史上初めての団体戦メダルを獲得。カミル・シュトッホが301.9ポイントをスコアし、個人戦での優勝を改めて認識させた。マルチェイ・コット(123mと128.5m)、ピオトル・ツィラ(122mと126m)、ダヴィッド・クバッキ(126mと128m)もいいジャンプを見せtた。
日本は5位。清水(124.5mと118.5m)、葛西(122mと131m)、伊東大貴(128mと130.5m)、竹内(128mと127m)でトータル1099.1ポイントと強さをみせたが、結果として表彰台には届かなかった。