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日本チーム、初のミックスチーム戦優勝!

作成: 25.02.2013 08:58 / cy

イタリア、ヴァルディフィエメで初開催のミックスチーム戦。世界選手権初の試合方式のチャンピオンタイトルは日本チームが獲得。伊藤有希、伊東大貴、高梨沙羅、竹内択の4名がオーストリアとドイツをおさえて金メダルを手にした。

試合前に優勝候補をあげることが非常に難しかったこの競技。個人戦2戦を終えた後、グレゴア・シュリーレンツァウアーとジャクリン・ザイフリーズベルガー2選手のメダリストと好調なトーマス・モルゲンシュテルン、キアラ・ヘルツルが唯一予想されていた。しかしセヴェリン・フロインド、リヒャルド・フライタクの個人戦での4位と6位という好成績と今季ドイツ女子チーム一番のカリーナ・フォグト、ウルリケ・グレッスラーの復調がこのタイミングに間に合ったドイツチームや ジュニア世界選手権で男女ともに圧勝し、またペーター・プレヴィッチの個人戦銅メダルによりスロベニアチームも有力候補であった。しかしスロベニアチームは女子の不振で期待するほどの結果を出すことはなかった。

 

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最終的には日本チームが表彰台の一番上にたった。高梨沙羅が個人戦で銀メダルをとっているが、その数日後彼女はチームメイトたちと金メダルも獲得。伊藤有希(90mと91.5m)、伊東大貴(100mと100m)、高梨沙羅(101.5mとその日の最長飛距離106.5m)、竹内択(100.5mと101.5m)、4選手トータル1011ポイントで世界選手権初のミックスチーム戦を2位オーストリアに24.3ポイント差をつけて制覇した。

 

オーストリアはファーストラウンド終了後3位、最終的に968.7ポイントで銀メダルを獲得。若干15歳のキアラ・ヘルツルは92.5mと98.5mと素晴らしいパフォーマンスを見せた。同様にトーマス・モルゲンシュテルン(99.5mと100m)、ジャクリン・ザイフリーズベルガー(97.5mと99.5m)、グレゴア・シュリーレンツァウアー(99mと100m)もいいジャンプを2本揃えた。「世界選手権の1週目にまずはとても満足している。2試合でメダルを2つ取れたことは特別だと思う。表彰台の上に立つのは特別な気持ち。自分の中でもまだまだ改善出来るところがある、ジャンプは完璧ではなかった。今はラージヒルを楽しみに思っている。キアラにたいして言えることは、15歳で世界選手権初参加するということはすべてが新しいことだと思う。これからカヴァレーゼに行ってメダルを授与してくるが、本当に素晴らしい気分だと思う。」とこの世界選手権ですでに2個目の銀メダルを手にしたグレゴア・シュリーレンツァウアーは話した。

 

2回表彰台を逃したドイツもようやく銅メダル

Taku Takeuchi, Yuki Ito, Daiki Ito, Sara Takanashi

 

ドイツチームにとっても良い一日となった。セヴェリン・フロインドとカリーナ・フォグトの2選手が個人戦でメダルを逃した後、ようやく3位銅メダルを獲得。ウルリケ・グレッスラー(96.5mと97m)、リヒャルド・フライタク(102.5mと97m)、カリーナ・フォグト(95.5mと98m)、セヴェリン・フロインド(96.5mと99.5m)の4人の選手もコーチ同様喜びを隠せない。「チームが一丸となっていた。全員が安定したジャンプを見せることができ、それが結果につながった。」とカリーナ・フォグトは試合の後に話をして、またセヴェリン・フロインドは「昨日と状況が似ていたので、今は本当に嬉しい。今日は3位になることに貪欲だった。ファイナルを飛んだときはもう他のチームがどうだったか分かっていなかったし、またその方が自分にとっても良かったと思う。」と付け加えた。

 

4位から8位にはノルウェー(マーレン・ルンドビィ、トム・ヒルデ、アネッテ・サーゲン、世界チャンピオンのアンダース・バルダル)、フランス(レア・レマーレ、ロナン・ラミー・シャプイ、コリーヌ・マテル、ヴィンセント・デコンブ・セヴォア)、アメリア(ジェシカ・ジェローム、ペーター・フレネット、サラ・ヘンドリクソン、アンダース・ジョンソン)、イタリア(エレナ・ルンガルディア、アンドレア・モラッシ、エヴェリン・インサム、セヴァスチャン・コロレド)、スロベニア(ウルサ・ボガタイ、ヤカ・フヴァラ、スペラ・ロゲリ、ペーター・プレヴィッチ)。ロシアとチェコはファイナルに進出出来なかった。

 

 

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