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アンダース・バルダル、優勝!

作成: 24.02.2013 11:32 / cy

ノルウェーのアンダース・バルダルが2013年世界選手権ノーマルヒルのチャンピオンに輝いた。昨季のW杯総合優勝者は安定した2本のジャンプを見せ、2位、オーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアーに4.2ポイント差を付けて優勝した。

アンダース・バルダルは素晴らしいパフォーマンスを見せ、トータル252.6ポイント。このノルウェー選手は1本目終了後103.5mのジャンプでトップで折り返し、難しい条件で行われたファイナルラウンドでも100mのジャンプを見せ世界チャンピオンのタイトルを勝ち取った。「まだ実感がわかない、気づくのはもう少し後かもしれない。難しい競技になったが素晴らしい一日となった。チームにとっても最初の試合でメダルを取ることは大切で、みんないいジャンプをしていたので後の試合が楽しみ。」と新世界チャンピオンは彼の勝利の後に話した。

 

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グレゴア・シュリーレンツァウアーは2回目の世界チャンピオンタイトルを逃したが、2個目の銀メダルを獲得。ファーストラウンドとファイナルでもアレキサンダー・ポイントナーはゲートを下げるべきと判断した。戦術的にうまくいったと見え、98mと97.5m、248.4ポイント。「満足している。いつもそう簡単に行く訳ではない。今日ベストのジャンプをみせたアンダースの優勝は当然のこと。今日の競技は難しい条件だったし、自分自身のジャンプも完璧ではなかった。今回の目標は個人でもメダルでそれはクリアできた。」とコメントした。

 

ペーター・プレヴィッチはブラックホースだった。このスロベニア選手はファーストラウンドで102.5mとメダルへのチャンスを作った。20歳と若い選手だがプレッシャーに打ち勝ち、ファイナルでは98.5mで244.3ポイント。リヒャルド・フライタク、カミル・シュトッホのジャンプを祈るような思いで待っていたペーター・プレヴィッチは最終的に世界選手権で初めて表彰台に上がった。

 

強豪ドイツチーム

 

ドイツの選手たちは土曜日表彰台のチャンスをつかんでいた。セヴェリン・フロインドは1.9ポイント差で表彰台を逃した。フロインドは101mと99mで242.6ポイント。またリヒャルド・フライタクは表彰台に一番近いところにいて、ファーストラウンドで103.5mで4位につけていたが、順位を落として6位に終わった。アンドレアス・ヴァンクは2本の安定した99.5mのジャンプを見せて9位。ドイツのベテランミヒャエル・ノイマイアーは18位だった。

 

複雑なポーランドチーム

 

ファーストラウンドで2位だったカミル・シュトッホはファイナルで97mのジャンプを見せたが着地で乱れてポイントを失い8位に終わった。いい結果を見せたのはマチェイ・コット。このザコパネ出身の選手は11位、ピオトル・ツィラは23位、トレーニングでいいジャンプを見せていたダビッド・クバッキはファーストラウンドでそれを見せることが出来ず31位に終わった。

 

2年前のオスロ大会チャンピオンのトーマス・モルゲンシュテルンはタイトルを防衛することは出来なかった。しかしいいジャンプを揃え5位。「ファイナルラウンドで着地が乱れて、テレマークを入れることが出来なかった。それで表彰台を失った。」とコメントした。

 

日本人も満足いくジャンプではなかった。竹内択が日本人最高で7位。伊東大貴(96mと96.5m、230.6ポイント)、渡瀬雄太(95mと95.5m、224ポイント)で15位と21位だった。表彰台を期待されていた葛西紀明は92.5mで35位とファイナルラウンドに進出出来なかった。

 

 

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