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男子ノーマル ヒルデ予選トップ!

作成: 23.02.2013 01:01 / cy

22日に行われた男子ノーマルヒル予選は、ノルウェーチームが圧倒的力を見せつけた。小雪の降る中行われたナイトジャンプ。23日の本戦も、同様の天候が予想されている。

予選ラウンドのトップは、103mを飛んだトム・ヒルデ。121.3ポイントを獲得し、メダル有力候補である。この日の2位は日本の竹内拓で、102.5mを飛んでトータル120.7ポイント。

 

3位には、またもアレクサンダー・シュトックル・コーチが率いるノルウェーのアンドレアス・スティエルネンが入った。24才のスティエルネンは、2位竹内と同じ102.5m。これが世界選手権デビューのスティエルネンだが、デビュー戦での好成績に期待がかかる。

 

117.7ポイントをあげたドイツのアンドレアス・ヴァンクが4位に入り、ヴェルナー・シュスター コーチがヴァンクをこの競技に出場させた決断が正しかったことを証明した。ドイツ勢2番手はミヒャエル・ノイマイヤーで、98.5m (110.8ポイント)を飛んで17位と、まずまずの成績だった。

 

ポーランド勢3人がトップ10入り

 

ポーランドチームは、その好調さを示すジャンプを見せた。ルカシュ・クルチェックHCの率いる4選手すべてが、苦もなく予選突破を決めた。チームのトップはダヴィド・クバッキ(99.5m; 117.4 ポイント)で5位。それにつづいてマチェイ・コット(101.5m; 117.1 points)が6位。10位にピオトル・ジーラが入り、チームとしての好調さをアピールする結果となった。

 

2位の竹内拓のほか、日本勢も予選ラウンドで健闘した。伊東大貴と渡瀬雄太が100m以上をマーク。ベテランの葛西紀明も、ヴァルディフィエメで行われる世界選手権での通算4つのメダルに向けて予選を突破。10年前のヴァルディフィエメ大会で、個人戦2つの銅メダルと、団体戦銀メダルを獲得している。

 

 

 

モルゲンシュテルン 19位

 

この予選でのオーストリア勢のトップは、マニュエル・フェットナー (100 m; 116.4 ポイント) とウォルフガング・ロイツル (99 m; 115 ポイント) で、二人ともトップ10入りを果たした。これが世界選手権デビューのシュテファン・クラフトは94.5m(106.8ポイント)で24位。2年前のオスロ世界選手権優勝者トマス・モルゲンシュテルンは、いいパフォーマンスができなかった。98.5m;110.6ポイントで19位と、タイトル防衛は難しそうだ。

 

 

ロシア勢 コルニロフ本戦欠場に

 

99.5mのビッグジャンプを見せたデニス・コルニロフは、スーツ規定違反で失格となり、明日の本戦には出られなくなった。そのためロシア勢は、ディミトリー・ヴァシリエフ (12位)、アレクシー・ロマショフ (23位)、イリヤ・ロスリャコフ (33位)の3人が本戦に出場する。

 

地元イタリアは、4選手のうちの3人が予選を突破。98.5m (113.2ポイント)のセバスチャン・コロレドが11位。アンドレア・モラッシ (20位)、ダヴィデ・ブレサドラ(34位)。

 

エストニア2選手が出場

 

エストニア勢は2名とも予選を突破した。95.5m (111.3ポイント)のカーレル・ヌルサルは16位。そしてマッティ・ノーメが93.5m;103.8ポイント、26位。また予選ラウンド最大のサプライズは、ギリシャのニコ・ポリクロニディス。87m、90.4ポイントをあげて、明日の本戦出場を決めた。

 

 

予選免除者トップはアマン

 

予選免除者で最長飛距離を飛んだのは、スイスのシモン・アマン。アマンは102.5mを飛んで、明日の本戦で2度目の世界選手権優勝を狙う。また、ヤン・マトゥラも98.5mと好調。ポーランドのカミル・シュトッホは99.5m、ドイツのセヴェリン・フロインドは99mだった。

 

予選リザルト pdf-file

 

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